ナンパ地獄変(25) Date: 2003-04-22 (Tue) 
ナンパ地獄変 沖縄〜2〜 コザ・北谷




 というわけでタクシー飛ばしてコザへとやってきました。沖縄は気さくな運ちゃんが多く「コザまで3千円で行ってくれない? 」と、可愛いく頼んだらあっさりとOK。なにしろバスは直行便なんて無いし、路線バスだから一時間半以上もかかるのだ。タクシーだと30分。こりゃタクるっきゃないでしょ(経費だし)。
 ホテルに荷物を置いて早速街へと繰り出す。コザの繁華街は空港通りと中央パークアベニューで、ヒップホップ系のショップが多く立ち並んでおり賑わっているらしい…と、思ったら空港通りには人がだれもい・な・い…。
 ウソだろ。しかし本当にゴーストタウンよろしくまったく人通りがないのである。いや、こういう観光地は平日に訪れるヤツもいないんだろ〜な。と納得しても、それでは取材にならない。おそらくこの調子だと中央パークアベニューも同じに違いない…。と考え、こういう時はとっとと方針変更。北谷へと行くことにした。
 おおぉ!! 沖縄に来て初めて海を見たぞ(今までナニをやってたんだホントに)さすが沖縄「やっぱ海はキレイだわ〜」なんて感動してたら「サンセットビーチ(人工らしい)は設計ミスで沖縄の一番汚い海なんだよ…」なんて地元の人に言われてしまった。せっかく感動してるのに水を差すようなこと言うなっつうんだよ。
 最近北谷は再開発が進み沖縄一オシャレな街として認知されているらしい。だからアメリカンビレッジと称する一帯は観覧車、ゲーセン、ショッピングセンター、映画館などが立ち並び活況を呈している。そこで早速黒いセーターにニット帽をかぶった娘(麻巳子21歳、OL)に声をかけてみた。
「なにやってるの? 」
「えっ、これから映画観に行こうと思って…」
「あっそうなんだ。ナニ観るの? 」
「トムクルーズのやつ…バニラ・スカイだっけ」
「ああ、あのトムクルーズが死ぬヤツね」
「ひど〜い、なんで言っちゃうんですか…もう信じらんない」
「じゃあそれよりオレと食事でもしようよ」
「もう、イヤですよ」どうやら完全に怒らせてしまったようだ。
 なんか腹がへってきたな。そういえば朝から何も食べていないことに気付いた。とりあえず餓死だけは避けたいのでショッピングセンター内の軽食コーナーでなんか食おう。なんて思ってたときヒマそうにしている娘を見つけ、背後から襲う。
「オッス!! 」
「あっびっくりした〜」突然の出来事にマジでビックリした表情を見せる保田圭似の美貴(23歳、OL)。
 だが、「よかったらお茶でも飲まない」の問いかけに、アッサリOK。さすが沖縄パワー全開だ。喫茶コーナーでいつものセクハラトークをまじえながら口説きにかかる、が…。
「ごめんなさい、このあと美容室予約しててあんまり時間ないんですよ」なんだよ、随分話しがうまく行き過ぎると思ってたよ。仕方ないな。オレは沖縄の青い空のように澄み切った心でスッパリ諦めた。
 さすがに平日の昼間だけあってそのほとんどがヒマそうにしている子たちばかりなので声をかけるのは容易い。だが、いかんせん人が少な過ぎるよ。もう閑散としっ放しだもん。
 まだ時間も早いしのんびり行くか…。国民年金健康センターでは温泉にも入れるみたいだし…などともう休憩取ることを考えていた矢先、超ヒマそうにしている娘を発見。
「お茶でも飲もうよ」で、いきなりOK。すごい簡単じゃないすか。
「ヒマだったんだ」
「うん…今仕事してないし…」という奈美(21歳、無職)
「彼氏とかはいないの」
「別れたばっかりなんだよね」出た。この別れたばっかりってのは重要ですよ。もうこうなったら口説かないわけにはいかないじゃないすか。あとはキレイだ、可愛い、深キョンに似てるね…と美辞麗句のオンパレード。そして気付いたら彼女の車で国道沿いのモーテルに入ってました。展開が早くていかんね、ど〜も。中肉中背で張りのある肉体の奈美はセックスも特上で、とくに腰のグラインドは絶品。舌使いも抜群でした。
 奈美の車で北谷まで送ってもらっても時間はまだ四時前。ホテルに帰ってまったりするには早い。早過ぎる!! 。つーことでナンパ続行だ。
 ショッピングセンター前にある広大な駐車場前で白いハーフコートを着た水商売系のお姉ちゃんと出会い、これまた即座に声をかけた。
「どっか行くの? 」
「えっもう帰るんですけど…」と、のたまう加奈子(20歳、キャバクラ嬢)。
「買い物かなんか? 」
「そうですね。でもなんにも買わなかったけど」立ち話もなんだからお茶でも…と誘うとこれまたOK。好調過ぎてなんだか怖いな。
 加奈子はオレが予想した通り那覇にあるキャバクラ勤め。そしてこれまた尻の軽い沖縄っコの本領を存分に発揮してくれました。
 結局お茶→食事→酒と、なり「車でしょ、酔いを醒ましていきなよ…」宿泊先のホテルへ誘うとあっさり首を縦に振る。加奈子の肉体はやはり夜の商売らしく、若干肌に艶が無くなってきているのが残念。しかしその淫乱ぶりは言葉で言い表せないほど…いや〜長い夜を楽しませて頂きました。
 二日目。昨日のやり過ぎで、すっかり重くなった腰を摩りながらまたしても北谷へと繰り出すオレ。学習の結果、沖縄市(コザ)には昼間全然人がいないことがわかったため、今日は初っ端から北谷に直行する。だってその方が効率いいんだもん。
 若干雲は出ているものの今日もいい天気だ。空気もうまいし、沖縄県民が長生きするのもよく理解できるぜ…。なんて思ってたら、民族衣装みたいな派手なシャツを着た娘とすれ違い思わず声をかけた。
「こんちは〜ッス…」
「えっナンパですか? 」と、あまり驚かないユミ(20歳、地元スナック勤務)
「そうだよ。よくわかるね…」
「え〜超うけるんだけど〜沖縄でナンパされたの初めてだよ」
「じゃ、こっちの娘じゃないの? 」
「出身は東京だよ…」なんでもユミは旅行で訪れた沖縄がえらく気にいってしまい、高校卒業と同時にこちらで暮らしているらしい。仕事はスナックだとか。
「ね〜夜飲みに来てよ…」と、名刺を渡されるが場所がよくわからないしな…。とりあえず曖昧な返事だけしてバイバイ。なんだか変わった娘もいるな。
 さすがに今日も平日だけあって人は少ない。できたばかりという大型の映画館もガラガラ…こんなんで営業できているのが不思議なくらいだ。すると建物の前でポスターを眺めている島谷ひとみ似のキレイなお姉さんを発見した。
「映画観るんですか? 」
「えっ…」っと、ちょっと吃驚した表情。
「ハリーポッターとか? 」
「いえ…ポスターみてただけですよ、ふふふっ」不敵な笑いを見せたサトミ(24歳)。近所の服屋勤務で今は休憩中らしい。お茶に誘うと笑顔で付き合ってくれたが、休憩中じゃそれ以上どうすることもできず、携帯番号だけ交換して別れる。仕方ない。
 腰の痛みがひどくなってきたのでちょっと休憩。国民健康宿舎の温泉につかる。あ〜たまらん…極楽極楽。まさか沖縄で温泉に入れるとは思ってもいなかった。露天風呂こそ無いものの、湯船から覗う水平線は確実にオレの心を癒してくれた。
 ホッカホカの湯気をたてながら再びナンパへ、するといきなりセガのゲーセン前でピコピコメール打ってた娘を発見し、速攻で声をかける。




「ヒマだったらお茶飲まない? 」
「あっ…うん。いいけど友達と待ち合わせで」って、顔をよく見たらキロロのボーカルクリソツではないか!! 。
「あっ、そうなんだ…、じゃあ無理だよねハハハ」
「でも、ちょっとぐらいなら時間あるよ…」と、背後で声がしていたが、その場をかなりの早足で逃げ去る。
 危ないな〜。那覇の二の舞になるところだった。
 時刻もそろそろ午後六時に差し掛かるころになってきた。時間が時間だけに、この辺でぜひとも決めておきたい。ショッピングセンターもそろそろ買い物客たちでピークを向える時間でもあり、若いお姉ちゃんが結構いる。そこを狙おう。
 出口付近をマークしていると早速ターゲットとなりそうな娘を発見した。優香をちょっと細くした感じで実に可愛い子である。
「ねぇ、もう帰るんですか? 」
「ええ、そうですけど」と、訝しがる真矢子(19歳、フリーター)。
「実は東京から仕事で沖縄に来たんだけど、夜の観光スポットを教えてくれるとうれしいんだけど…」と、超適当な言葉のオンパレード。
「はぁ…」
「とりあえずお茶だけでも付き合ってよ」というわけで、隣接するミスドで飲茶タイム。真矢子は想像していたよりも人当たり好く、気さくで誰からも好かれるタイプのようだ。結局夕食のあとはオレの宿泊しているホテルでまったり…するわけもなく激しい夜を過ごさせてもらった。おかげで直りつつあった腰痛が悪化したことを最後に付け加えておきたい。

 青い空、白い雲、透き通る海…あぁ、沖縄はなんでこんなに最高なんだろうか。と、いうわけでわざわざ沖縄までやってきたのだから、もうちょっと足を伸ばして次回は石垣島の方にも行ってみたいんだけど…。

いいかげんにしろ!!(天の声)
 
 すいません…。調子に乗ってしまいました。やっぱり沖縄編は今回で終了みたいです。 チャンチャン。


北谷というナンパ解放地区

 沖縄で若い娘に「どっかお薦めのスポットある? 」と聞けば、70%以上の子が「北谷」と答える。それだけヤングに浸透している街だと言えよう。だが、その実態はショッピングセンター、ゲームセンター、映画館、カラオケボックス、レストラン街が密集した新興スポットに過ぎない。東京で言えばお台場みたいなものだろう。
 いきなり否定的な書き方をしたが、それでも沖縄に来たら絶対に訪れることを薦める。もちろんここには風俗街なんてのも無いが、ナンパはできる。車なんて持ってなくていいのだ。タクシーもバスもガンガンあるし、最悪ナンパした女の助手席に乗り込むことだってできるからだ。
 平日の昼間に北谷で遊んでいる娘がヒマじゃないわけがない。彼女たちとてナンパされるのを心のどこかで待っているフシがある。いや絶対そうに違いないのだ。沖縄男はシャイで娘に声をかけるのを躊躇う傾向にあるので、旅行者という立場も利用してガンガン声をかけて見よう。遠慮無く行くのだ。



女の子の質    ☆☆☆☆
女の子の数    ☆☆
ナンパのしやすさ ☆☆☆☆☆


一日目
AM11:15 麻巳子 二十一歳 OL これから映画を観ると断られる。
PM0:25 美貴 二十一歳 OL このあと美容室に予約入れているから…と断られる。
PM1:15 奈美 二十一歳 無職 近郊をドライブ後、ラブホテルへIN濃密な時間を過ごす。
PM4:05 加奈子 二十ニ歳 キャバクラ嬢 お茶→食事→酒の定番コースで最後はセックス。簡単だな〜。
二日目
PM1:05 ユミ 二十一歳 パブ勤務 東京から出てきたという変わった娘。名刺をいただく。
PM2:20 サトミ 二十四歳 ショップ店員 かなりの美形だったが、休憩中ということでOUT。
PM3:30 休憩 国民健康宿舎で温泉に入る。
PM5:25 春美 二十歳 無職 キロロのボーカルそっくり。スタコラと逃げる。
PM6:10 真矢子 十九歳 フリーター きさくで性格の良いタイプ。沖縄の太陽みたいな娘でした。
 
ナンパ一口メモ

北谷近辺には風俗らしきものは皆無。テレクラが国体通りに1軒あるくらいか…。しかしデリヘルなら那覇から出張もOKらしい。

北谷でナンパするならゲーセン、もしくはショッピングセンターがお薦め。日中ブラブラしている娘なら簡単に誘いに乗ってくる。

空港通り、中央パークアベニュー平日は閑古鳥が鳴いてる。休日に行くべし。金髪好きなら外人の娘を英語で口説くのもいいかも。


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