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風俗情報

 ヘンタイ・ロード(5)-4

 しかし、ただ身をゆだね、マッサージされるだけである。そろそろ終わりの時間が近づいていった。エッチな気分からではなく腰をもんでもらいたくて延長をする。あと4,000円だそうだ。本当は腰に乗っかって足で踏みつけてもらいたかったのだけれども、さすがに狭いベッドではそれができないので、またがってもらうことにした。最後の10分、手コキをしてもらうも、時間もなくなんだか射精しそうにもない。で、もういいやって感じになる。やはり、マッサージをしてもらってリラックスした気分になると眠くなって、エッチとは違う方向に行ってしまうようだ。最後にこの新企画についての話をしなければならない。風俗嬢から風俗嬢を紹介してもらう企画を説明。話しているうちに新しいルールのようなものが出来上がってきた。
1. 紹介してもらった風俗嬢には必ず会いにいく。
2. さらにそこから次の風俗嬢を紹介してもらう。
3. 最終的には最高の風俗嬢に出会う
 これこそはヘンタイロードというわけだ。
「急に言われても、ちょっとわかんないですね」
 とMちゃん。そりゃそうだ。名刺を渡して、よかったらメールをくれるように頼む。
 その日、家に帰って、ずっとMちゃんからのメールを待ったが、来なかった。くーぅ。で、もう寝ようと布団に入って気がついたことが2つ。ひとつはやはりプロのマッサージではないので、その時は気持ちよかったけれどもさすがに物足りない感じがした。やはり餅は餅屋なのだ。それから、重大なことに気がついた。それはこの風俗取材が始まって4軒の店を取材したわけだけれども射精をしていないという事実に気がついた。なんのために俺は風俗へ行っているのだろうか。次は絶対に射精するぞ。そんなことを考えながら眠りに就いた。
 翌日、Mちゃんからメールが届いていた。そこには、次の風俗嬢を紹介してくれているか。と、思ったら
「あてにしていた人に連絡してみたら、もう風俗をやめていたんですよ」
 と書かれてあった。なんてこったぁ。と思案しているところにJちゃんよりメール。
「話は聞かせてもらったぜ。次の人がいないんだって」
 とある。続けて
「よかったら、次の人も紹介しようか」
 とのこと。それは、ぜひお願いしたいという返事を送信した。すると
「Mちゃんは外見重視だったけど、次の娘は性格重視」
 げげっ、それってブスってことじゃん。さらに
「SMのお店で女王様なのかな、よくわかんないけど」

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