ただただ女性に身を任せ射精する
サービスしてもらうのが当り前!?


　風俗を描いたマンガなどでもよく見かける、クンニシーン。しかし、考えてみれば、なんでお金を払い、サービスを受ける方が何故に奉仕をしなくてはならないのか？　できれば、ただただ女性に身を任せ、ただただ女性のサービスを受けていたい！　そんな思いからこの企画は始まった。
　さて、この原稿を書かせてもらうのは不肖、下関マグロである。“マグロ”というペンネームを使い始めたばかりのころ、あるオカマの方が、「あら、あんたそれは私らの業界用語よ。エッチするときに “受け専門”のことを言うのよッ」とおっしゃった。なんでもハッテン場と言われるゲイの方々が何人も集まってエッチする場所で、受け専門の人々は床にゴロンゴロンと寝ている。この姿が“河岸のマグロ”にそっくりだということから生まれた言葉だそうだ。これを聞いたのがもう10年以上前ほどのこと。その後、その筋の方々だけではなく、エッチのときに何もしないことをマグロ状態というようになった。というわけで、今回は “マグロ風俗”である。というわけで、今回は体験するライターはとにかく何もしないということになった。その店がどんなサービスをするのか、どんな女の子が相手かなどは一切知らされず、ただひたすら受身のサービスを受けることにした。なんだ、楽な取材だなぁと思われるかもしれない。しかし、本当になすがまま、されるがままというのはある意味ものすごくエネルギーが必要だし、それなりのドラマも生まれる。というわけで、各風俗店のサービスを見てもらおう。

＜マグロ風俗三ヶ条＞
１　するんじゃなくて、させられる
２　責めるのではなく、責められる
３　イクんじゃんくて、イカられる

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