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(例題)
A子:「彼方のお店に行ってお金使うより、直接好きにする方が…できていいもんね」つう女
B子:「(ガンガン店に金使って)Pが?1に成れますようにー♪大きく掲示してもいい写真用意しといてね♪」つう女
P:B子は表のコだね。A子は裏だよね。どっちに配置する線引きは、自分の感じたままで…。 お店に金使わせないで裏で引くテクニックはいろいろあってねー、俺よくやった帳尻合わせは、予めボトルを店から何十本も買ってキープしておいて、裏に回す女に飲ませる。店では最低料金で飲ませながら、
「お前は本命だから金を使わせない」(…店でね) って言いながら裏で金を引く。
松:「誠意を見せる」形作りに余念がないワケですなあ。村上龍のヒモ小説でもあったね、それ。誠意の見せ方で男への忠誠心が深まる。金の使い方もそうで、「心のつなぎ止め」なんだよね。
P:基本的に「自分は特別なんだ」って思い込ませられればOKだからね。店か俺に金使わすように習慣付けさせて「自分は特別な立場に常にいるんだ」って錯覚させる。すると、「表でも落とせて裏でも引ける。これ理想的」だけど、そのコの性格も考慮してケースバイケースでどっちかにもっていく。
松:あとは、Pのセンスだよね。しかし、金の使わせ方は巧妙な原価計算の元にあるんだよね。女の子のお水界の曖昧さとは大違いだなー。
P:うん、売上を抑えて皆からもらう時(月)もあるし、「車買いました。ホイールもほしいなー」って仄めかして少しずつもらって買いました。
松:タイヤだったら4個あるから1個分づつもらうとかね(笑)。
P:皆から家賃もらえば、全部で数十万手元に残るからね。
松:話少しそれるけど、前にテレビで立川志ノ輔が人から金借りて、貸した人にとっては、「返して」とも言えなくて痛手を負わなくて借り易いのは100円って言ってたなあ。
当時P君にとって、ネーチャン達にせびってもらえた額っていくら?
P:簡単にくれるのは1万円。5〜6人店に呼んで、会計済ませた後のタイミングで、
「あ、ごめん。ガソリン代ね〜や。1万円ちょーだいっ!」 ってやると、(まず絶対くれるから)それぞれもらって5万は堅い。
松:“1万円”っていう単語言い易いよね。
P:俺は1万円が最低レベルだと思っているから。
松:うん、確かに。“千円”つうと「馬鹿にしているのっ!」つう響きな感じするし。
P:千円ならジャンケンゲームでもして負けて払ってもいいけど、もらうんなら1万円。
松:うん、フトコロから金出せる女は1万円払えるだろうからね。
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