○タイ随一のオフィス街シーロム周辺にタニヤ通りはある。…


タイ随一のオフィス街シーロム周辺にタニヤ通りはある。
この「タニヤ通り」、昼はビジネスマンが行き交うけども、夜になるとガラリと表情を変える。日本語の看板に灯りがともると道沿いから「いらっさいませぇ〜、どじょぉ〜」と露出度の高いドレスを着たタイ人女性の、たどたどしい日本語が聞こえる。
　丸の内のオフィス街が夜になると吉原に変身。そんな日本ではあり得ない話がここタイでは充分あり得るのである。

･･････ちょっと堅苦しいですね。ま、簡単に説明するとタニヤ通りとは日本人駐在員とお金に余裕のある中年ツーリストの遊び場といったところです。好みのお姉ちゃんを選んで隣に座らせ、フルーツの盛り合わせなんかをお口にあ〜んしてもらって酒飲んでカラオケしてそのうちお姉ちゃんの太ももをタッチしたりなんかして、気分がマックスに達したら外に連れ出して（オフして）近くのホテルでさぁいたしましょうか、ことが済んだらお金を渡してじゃぁバイバイってな感じ。銀座のクラブ遊びにセックスがついたと考えてもらえばいいかも。もちろん日本よりずっと安い価格で。
　擬似恋愛を楽しみたい人には人気のようで、愛人としてホステスを囲ってしまう駐在員や日本から仕送りを続ける日本人のおじさんもいますが、それは詳しくあとで話すとして、いまは別の話を。

　で、ライター竹野内、現地発行の風俗情報誌で、タニヤで働くホステスたち5人に話しを聞いた。よくある「風俗嬢本音トーク」みたいなもの。世界一スケベな人種日本人を相手にしているだけあって、スケベトークのときだけ異常に盛り上がりをみせた。一部紹介。

昼は健全なオフィス街、夜になると怪しい通りに変身

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