■ 韓国式垢すりをするには? |
Date: 2004-02-02 (Mon) |
今回は「韓国式垢すり」についてお話したいと思います。ご存知の方も多いかと思いますが、これは台の上に寝そべって垢をすり落としてもらうというものです。その一方でマッサージ効果も得られる、そんな感じのお店です。ただ、実際にはそれにかこつけて性的なサービスも行われたりしているようです。(行ったことある方、よかったら体験談聞かせてください)
では、これを開始するにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは自分の一番よく知っている風俗店だとどれに当てはまるのか考えてみました。バー、スナック、キャバクラ、パチンコなどがありますが、どう考えてもパチンコではありません。では、バーやキャバクラの部類でしょうか?これもやっぱり違います。これらのお店は客に飲食をさせるのが目的のお店です。だから当てはまりませんね。
では、性風俗でしょうか?こちらは僕もあまり得意ではないのでいろいろ調べたのですが、どれにも当てはまりそうもありません。ソープランドとかファッションヘルスだとかには当たらないからです。ましてやストリップなどであるはずもありません。
ということで、結論は何もいりません。ご自由に開始してください!!
ということなのですが、本当にこれでいいのでしょうか?
ここで先輩に聞いてみました。
すると、面白いことがわかりました。それは法律の規制が追いついていないのだそうです。僕の解釈が間違っているわけではなく、あっています、但し、何か警察に文句を言われても言い返せないということなのだそうです。
と言いますのも、あんまし法、はりし法?といった法律がありまして、これらの法律によると資格のない人は人の肌に触れること自体が禁止されているのです。なので、垢すりはこれらの法律違反になる可能性があります。
しかし、実際には皆やっていますよね。取り締まられたって話も聞いたことありません。これが法律の面白いところであり、難しいところですね。実体と法律との溝ってやつです。
なので最終結論は、「何も要りません、自由に開業してください。但し、法律違反になる可能性はありますよ。(でも取り締まられたなんて話聞かないからいいんじゃない?)」という法律家としてはあるまじき答えになるのでした。
ところで、本来の韓国式垢すりとはどんなことをするのでしょうか。
風俗営業と言う観点で韓国式垢すりを紹介したわけですが、当然本来のものは風俗営業とは全く関係ありません。そこで、本来はどういうものなのかという情報を頂きました。以下紹介いたします。
韓国式垢すりとは本来「肌の老廃物や余分な皮脂をアカスリ専用のタオルを使って除去し衰えがちな皮膚呼吸を回復して肌を磨くだけでなく健康と精神的充実をもたらす」ものです。韓国では、特に女性にとってはなくてはならぬもので、現地では3〜4歳のころから子供へのアカスリをやっているそうです。これは韓国の気候と密接に関わっているためです。それに比べて日本の多湿な気候のせいで、日本人は垢があまり出ません。なので日本にはそもそもないのです。
ということでした。以上お分かりのように言うまでもなく全く違っていますね。性風俗と結びつけた日本人はいったいどのような発想だったのでしょうか?ちょっと不思議な感じが致します。
最後に、韓国式ということで韓国人がサービスを行っている店が多いというのも特徴のようですが、これも違法である可能性が高いです。といいますのも、不法就労であることが多いからです。働いている方に適正なビザはありますか?なければ不法就労です。本人だけでなく、雇った人も罪になります。(こちらのほうが上記の違法より罪は重いです)きちんとビザを取得している方が働くよう心がけてください。
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