デリバリーヘルスとは世間的な通称です。
法律では「無店舗型性風俗特殊営業」(風適 法第２条には「人の住居又は人の宿泊の用に供する施設において異性の客の性的好奇心に 応じてその客に接触する役務を提供する営業で、当該役務を行う者を、その客の依頼を受 けて派遣することにより営むもの」と書いてあります)と規定されています(この営業に は、アダルトグッズの通販なんかも含まれています)。とは言え、普通はデリヘルと呼ぶ のが一番わかりやすいでしょう。

　さて、書く必要はないかなとも思うのですが、どんなものかご存知ない方のために一応書いておきますと、電話を使ってお店に注文をいれて女性を呼び、その電話で呼んだ女性に性的なサービスを受けると言うものです。ファッションヘルスなどと言われるものはお店に自分から出向いてサービスを受けるのですが、これは女性をこちらに呼ぶところが違います。

　開業に当たってよい点は、お店などを特に設けずに、電話一本とサービスをする女性が一人いれば開業できてしまうという点です。お分かりのように非常に開業に当たっての費用が安く済みます。また、男性の側としてもわざわざお店に行かなくてもサービスを受けることができるので、とても手軽に利用できると言うよさがあるのです。そのせいか現在新規に開業する方が一番多い業種と言えそうです。（実際、よく問い合わせがあります）
　そして、店舗型は出店規制が厳しいので新規に開業できないというのも理由のひとつのようです。

　ということで、ここまで書いてきて次は開業にあたって必要な手続きの話です。

　いずれ詳しく書くときがあるだろうと思いますが、この営業は届出営業となっています。許可営業ではありません。そのため、手続き的にはそれほど難しくはありません。ということで、法律的なことは終わりです。

　と言うのも無責任なのでもうちょっと書くと、実際にお店を始めるときは事務所（電話での受付がまず一般的ですよね）の所在地を管轄する警察に行って相談するのが一番手っ取り早いです。これが一番お金がかかりません。

　しかし、ご本人が警察に行っている暇はない(開業の準備でたいていは経営者さんは忙しいですよね)でしょうから、そんな方は是非我々に依頼ください。その場合は当然すべてこちらでやります。依頼者様は何もせずに、女の子集め、お店の宣伝などに集中してください。依頼下さったときには営業に当たってのアドバイス、法律的な観点から気をつけるべきことなどなどをご説明させていただきます。（前のところに書きましたように、手続き自体は簡単なので、手続きをして終わり！じゃあ依頼してもらった意味がありませんので）

　なお、この手続きはお店を開業する１０日前までにする必要があります。なのでお早め に。