さて、強姦とは一体どのようなものでしょうか。強姦とは女性に対しての性的な暴力の事を指します。まあそんなことは皆さんすでにご存知でしょう。

　ではこの強姦て実際にどんな場面で起きていると思いますか？実は道端で知らない人に急に乱暴されるとかそういうことって結構少なくて、顔見知りの人とかからされているパターンのほうが圧倒的に多いのです。つい最近大学生の集団暴行が世間をにぎわせましたが、まさしくあれです。あれも知らない人にされたというよりも、自分が行った先で知っている人、ある程度は信頼した人にされていますよね。この手のパターンが圧倒的に多いわけです。これが強姦の現状といえます。

　ところで、これってどんな状況になったら強姦なんでしょうか？実はこれは結構難しい問題です。そのため、裁判で争ってどうなるかの判断を受けないことには何とも言えないんです。まあ大体は過去の判例を読めばわかるのですが。

　そして強姦の結果怪我をした、精神的な後遺症が残ったなんてことになると後々別の問題が発生します。例えば、性病の感染・精神的外傷による神経症・精神病・自殺、加害者 ・被害者の抵抗を排除する為の殺人などあげればいろいろあります。

　このように、強姦は精神的なもの、後につながるもの、いろいろな点で大変重い罪であるということを知っておく必要があるでしょう。

　ではここでこんな場合はどうでしょうか？ある女性に自分の嫌っている女性がいて、知り合いの男性に頼んでこの女性を強姦したとします。この女性、この男性、それぞれどんな罪になると思いますか？或いはレズビアンの女性が女性に対して性的な暴力を器具などを使って行った場合はどうなるでしょうか？あえて回答は書きませんが、ちょっと考えてみて欲しいと思います。

　現在の日本は被害者への対応という面でまだまだ厳しいです。社会がこれらの犯罪の被害者へ手厚い保護をするとともに、加害者へはもっと厳しい目を持つ必要があります。

　以上のような点について皆さんも改めて考えてみて欲しいと思います。