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風俗情報

 高級料亭のお話 Date: 2004-02-16 (Mon) 
 さて、今回は高級料亭のお話です。

 料亭というと皆さんはどんなイメージがありますか?僕のイメージではお金持ちの行くところ、政治家が密談をするところといったイメージしかありません。その上、実際に利用したことはやはりいまだかつてありません。
 ところで、料亭をこれから開くといった場合どのような手続きが必要になるのでしょうか?
 これは風俗営業で言うところの2号営業の許可が必要になると思われます。

 料亭にはお料理が出てきてそのお料理をよそってくれる女性、お酒をついでくれる女性がいますよね。そしてその女性は常にあなたの身近に控えてお世話をしてくれるわけです。そうするとこれは風俗営業で言うところの「接待」に当たる可能性があります。 また、ここでは芸者さんが踊ったり音楽を聞かせてくれたりします。これは遊興に当たる可能性があります。(料亭って他にどんなことするんでしょう?キャバクラで言うところのアフターとか言うのもあるの?)

 ここまで見てきてお分かりでしょう、料亭は接待をする和風飲食店ということができるのです。
 これから料亭を始めるという方は忘れずに風俗営業の2号の許可を取ってください。和風であるからと言って風俗営業の対象にならないということはありませんので。法律にもきちんと和風と洋風両方の規定があります。

 では実際にはどうなっているのか?墨田区の向島なんかには料亭がいろいろあるようですが、私は実際にお店に行ったことはないのでどうなっているのかはわかりません。ただ聞いた限りでは京都辺りの料亭はきちんと2号営業の許可を取っているようです。ということはやはりきちんとした料亭は全て2号営業の許可を取っているのでしょうね。
●芸者置屋のお話

 さて、以上に関連して出てくる話として「芸者置屋」というのがあります。「置屋」とはどんなものかというとまあ簡単に言うと芸者さんが控えている場所ということになります。

 では、この「置屋」をやるに当たってどのような手続きが必要になるのでしょうか?

 風俗営業法上の手続きが何かありそうな感じがするでしょうが、実は何もありません。単純に注意があるだけで手続き的なものは何もないのです。

 じゃあ一切手続きが要らないのか?

 これが実はそうとも言えない部分がありまして、人材派遣業の許可が必要になる可能性があります。これは簡単に言うと給料のピンはねをする場合に許可をとることが必要という規定です。でも実際には許可が必要なのに取ってないパターンが多かったりでなんともあやふやな法律になっています。業種によってはそもそも許可が取れなかったりします。

 結論として、「置屋」はこれに当たる可能性があるのでこの手続きの許可を取る必要があるが、実際には取らなくてもいいかもしれない、、、という感じです。

 もちろんこれは芸者置屋に限らずコンパニオンの派遣といった会社にも当てはまります。ご注意ください。

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