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風俗情報

 深夜の飲食店のお店の話 Date: 2004-02-02 (Mon) 
さて、今回は深夜営業している飲食店のお話です。

 皆さんは居酒屋やバーといったお店に日常的に行ったことがあると思います。さて、ちょっと思い出してみて欲しいのですが、皆さんはそれらのお店が風俗店であるかもしれないということを意識していたでしょうか?

 たぶん意識していなかったでしょう。私も意識しません。しかし、それらが営業内容によっては風俗店に当たる可能性があるのです。

 ではどのようなお店が風俗店に当たるのでしょうか?

 まずそのお店で提供される飲食物の内容が問題です。主にそのお店で提供されるものがお酒である場合はこの風俗店に当たります。例えば24時間営業の吉野家とかサイゼリアでお酒が提供されていたとしても、それらのお店は主な飲食物はお酒ではなく、普段主食として食べるものですからこれには当たりません。逆に、白木屋とか魚民と言った居酒屋は主食として普段食べるものが提供されていますが、主に提供されているものはお酒です。なのでこれに当たります。

 次にその営業時間です。お店がいったい何時まで営業しているでしょうか?深夜以降も営業している場合はこれにあたりますが、それよりも早くお店が終わる場合はこれにあたりません。お店の営業時間は何時まででしょうか。

 以上の二つの条件に当てはまるお店は「深夜酒類提供飲食店」としてお店の開店10日前までに届出が必要です。届出がない場合は当然罰則の対象になります。

 あなたも身近なお店に行くときはそのお店がどのような内容のお店になっているか注意してみると今までとは違った観点でお店が見られるかもしれません。

 なお、実際には自分のお店がこの届出の必要なお店に当たるもののそのことを知らずに無届のまま続けているところも多いようです。これを機に忘れていた届出を提出することを検討してみてください。

 なお、以上のお店ではお客に対しての「接待」はできません。「接待」とはどんなことかというと規定があるのですが、お客にお酒を渡すだけ、料理を渡すだけと言ったものは接待になりません。特定のお客さんについてしばらく会話をしたり料理を出したりするものが接待に当たります。これらのお店は接待をするということでこの届出の対象ではなく、風俗営業の許可申請の対象となります。違いに充分ご注意ください。

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