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| ■緊急特集 松本竜助インタビュー（1） |
80年代の日本の茶の間を、大いに笑わせた漫才コンビ『紳助・竜介』。
当時、このコンビで『ボケ』を担当していた『島田紳助』と言えば、今や世論調査の
高感度でも、常に上位にランクインする人気司会者で、ブラウン管に彼の姿が無い日
は非常に少ないのだが、その相方の『松本竜介』（現在は竜助に改名）はコンビ解消後の
今となっては、世間から忘れ去られた存在となりつつある。と言うのも現在の彼は、
タレント活動をほぼ休止しており、彼の地元『大阪』の『風俗無料案内所』で、スタッフ
として接客する日々を過ごしている。
元々、芸人をしていただけの事はあって、兎に角喋る。本当に、よく喋る。それどこ
ろか、彼の『風俗無料案内所』に於ける熱い気持ちも充分すぎる程、語って頂けた。
その為、今回のインタビューでの彼の発言を、一語一句そのまま記したなら、とんで
もない量になるので一部割愛させて頂く事とした。
おとなの平安京・記者H（以下、記者） まず最初に、竜介さんが働いてられる案内
所の店名からお願いします。
松本竜介（以下、竜介） 『俗武者堺筋店』です。ここの系列店として、
『メディアスポット』という店名で、『梅田』と『十三』にも店舗が有りますが、
今は『俗武者堺筋店』に居ます。
記者 このお店の営業時間は？
竜介 24時間営業です。
記者 『俗武者堺筋店』の１日の来客数は、どれ位ですか？
竜介 マチマチやね。特に寒い時期の１月や2月はアカンね！年末や夏場は、ええで
すけどね！・・・・・だいたいの平均は、ええ時やったら１日で80〜90人位やけど、
暇な時期やったら50人位ですね。
記者 これは来客人数ですか？
竜介 いや、冷やかしのお客さんとかは、数に入れてないよ。更に言えば、こちら
が、（契約している）店にお客さんを送っても、（契約している店が）取りこぼす事
とかも中には有るでしょ？それも入れてないですよ。オーダーが成立した数だけです
よ。
記者 『俗武者堺筋店』を利用されるお客さんの客層は、どんな人が多いですか？
竜助 いや、これもマチマチやね。学生も居れば土建屋さんみたいな人も居るし、フ
リーター風の人も居ればサラリーマンも居るし、そらマチマチやわ〜！増して、土日
やったら『馬券売り場』が傍にあるから、競馬ファンも居るやろうし・・・・・ホン
マ、マチマチですわ〜。でね、選挙の票読みじゃないけど、町の雰囲気とかを見たら
ね、その日が忙しくなるかどうかとかも、的確に当てれますよ。例えば、同じ週末の
金曜日をとっても、その日の気温や湿度の違いとか、人の流れによって変わってくる
し・・・・・。でも、それを確実に当てる事が出来ますよ。後、来客してくれたお客
さんが行きたがる店もね。これについては、本でも書いたろかなぁって思う位、自信
有るねん！いや、ホンマに・・・・・。
記者 えっ？お客さんの顔や素振だけで、お客さんの求める『風俗店』も解るのです
か？
竜介 解る！間違いない！（キッパリ）
記者 これは、長年の経験とかによるのですか？
竜介 それは、『無料案内所』の経験だけじゃなくて、今まで色々な人々を沢山見て
きたから・・・・・漫才しながらもね。色々な仕事をしてきて、色々な失敗を重ねて
きて、色々な人と会ってきたから、お客さんの求める物とかは、そこらへんの『無料
案内所』のスタッフに比べても自身有りますね。
まず僕を見て、「おい竜介やんけ〜っ」って偉そうに言うて来る人には、どんな人
か？どこに行きたがるか？また「あっ！竜介さんですね？」って丁寧に喋りかけてく
る人には、どんな店に送ったら良いか？僕に接するお客さんの態度で、何処に送った
ら間違いないかが解ります。うちと契約している風俗店を見せるんじゃ無く、僕を見
せてね！
例えば、22〜3歳位で、僕の事を知らんお客さんやったら、僕の事を「おっちゃ〜ん
！」って呼ぶやんか？こういうタイプのお客さんなら、若い女の子が多く在籍してる
店に連れて行ってあげたら、ええやろうしね。若くて可愛らしい子が相手やったら、
それだけで納得する。サービスとか関係有れへんねん。
でね、僕をちょっとでも知ってて「おいっ！竜介〜！」って偉そうに言ってくる客に
は、25〜6歳の女の子で偉そうな態度の客にでも、笑って「ハイハイッ」って言えて
ね、客に合わす事の出来る女の子が、沢山居る店に送ったらええねん。サービスが、
ちょっと良くてね・・・・・。
記者 なるほど〜！
竜介 だって、そうでしょ？そこそこの年の女の子やったら、そんな客にでもちゃん
と対処できるけど、20歳そこそこの今時の女の子やったら、キャピキャピしてるし、
そんな態度の客は嫌に決まってるやん！
記者 そうですね。
竜介 だからそんな店に送っても、そんな客は喜べへんねん。だからそんな客には、
若い女の子の多い店を希望してきても、25〜6歳の女の子が中心の店に、いきなり紹
介するねん。
ほんで、僕を見て「竜介さんですね？ファンでした！」って言って、握手まで求め
てくる客やったら簡単や！こういう客は、僕の言う通りになる。このタイプの客は、
『癒し系』の店じゃなく『刺激系』の店に送ったら、ちょうどええねん。このタイプ
の人は、ちょっと強気で言ってあげた方が、喜びよるねん。うちの他のスタッフは、
「竜介さんは、客に偉そうに喋ってる」って言う奴も居るけど、それはちゃうねん！
僕に丁重に喋りかけてくる人は、昔から『Mっ気』が有るねん。会社とかにでも、
ちょっと若い奴に偉そうに言われて、喜ぶ奴って居るねん。人間関係は、全部SとMと
で成り立ってるからしゃあないねん。イジメとかは、ちょっと度が過ぎてるだけで、
結局はSとMやねん。
