■「ボッタクられ外伝」(4) |
(料金)
8000円で女の子と個室で遊べる上にスッキリできるらしい。
(経緯)
酔いもさめて、あとは出すモノだしてスッキりすれば、明日のレースもスッキリ・・・と思って付いていくと、そこは薄暗い路地。赤ちょうちんがずらっと並んだ長屋の2階に案内される。店の中は薄暗く、ボックスシートがカーテンで仕切られているだけだ。
「どこが個室やねん!」
そうも思ったが、まぁこの際、それは問題ではない。待つこと5分。女性がやってきた、そして開口一番
「あらーイイ男じゃない。ハンサムねー」
「ハンサム?オイ!コラ お前何歳じゃ?」
と聞けるワケもなく、会話は進む。どうも暗くて顔が良く見えないが、どうやらこの女性も年代モノのようだ。そこから先
「ねぇ、もうちょっとおこづかいくれない?いいことしてあげるから」
「さっき8000円払ったじゃん」
「あらーでもお友達は5000円払ってくれてるわよ」
「なに?そうなの?んじゃ」
とりあえず5000円渡す。その年代モノの女性は一回席を離れ戻ってくるなり
「もうちょっとだけだめ?」
あつかましいにもほどがあるぞ。かたくなに拒み続けるオイラにあきらめたのか
「じゃあ、あと2000円だけ ダメ?」
だと・・・もうげんなりだ。めんどくさくなっていたオイラは
「ホレ2000円」
と渡してしまう。本当にサイアクだよ・・オイラ。
でも、どうしても抜きたかったオイラのチンコはその年代モノのババァの貧相な乳を揉むだけで勃っている、悲しい・・・。
いざコトが始まてみればもちろんゴム付きの手コキ。
「せめて、しゃぶれよ」
とも思ったが、こんなババァじゃなーとあきらめムード蔓延。結局はこんな地方の店も無駄な金を捨ててしまいました。やはり、そうそうオイシイ思いはできませんな。まぁ、あんなクソババァのポン引きにきっかかるオイラが悪いのです。ああ、おそろしいのは旅の開放感。店を出たあとに二人とも一切店のことを口にしなかったのは言うまでもない。(ちなみに友人は8000円のほかに11000円を3回に分けて払ったそうです)
(被害総額)
2人で34000円なり
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