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■ AVで痴女モノは人気だが、本物の痴女は実在するのか | Date: 2003-08-19 (Tue) |
セックスに対して積極的な女性が増えている、ということは昔から言われ続けてきた。しかし、それがついに最近では「痴女」まできてしまったのだ。で、取材を通じて、オレもそういう女性に出会ったが、残念なことに、痴女たちのターゲットはあくまでも若くてかわいい男性なのだ。どこかにオジサンを犯してくれる痴女はいないかなぁ。
痴女は本当にいるんだろうかとAV現場をのぞいてみた
先日、大阪の地下鉄に乗ったら「ちかんは犯罪です」というポスターが貼ってあった。最近は痴漢で捕まる男性が多い。地位も名誉もある人が電車内で痴漢して、人生を棒にふっている。なんでそこまでするのかと第三者は思うだろうが、本人にしてみればなにもかも投げ打ってでもやりたいというエネルギーが魂の奥底から出てくるのだろう。
男性の痴漢に対して、女性のそれは痴女といわれる。しかし、電車内で「痴女」が捕まったという話は聞かない。痴女は実在するのだろうか。これが実在するのだ。数は少ないが痴女に遭遇した経験のある人はいる。31歳になる編集者は小学校6年生のときの話をしてくれた。
「その頃千葉に住んでいたんですけれど、1人で電車に乗って東京までやってきたんです。で、山手線に乗りかえて。あ、場所はドアに近いところに立っていたんですよ。そしたら、次の駅で乗り込んできたおばちゃんにいきなりすっとチンチンをさわられたんです」
夏休みの期間中で彼は半ズボン姿。相手は中年のおばさんだったらしい。
「何食わぬ顔して、すっとさわってどこかに行っちゃったんですよ。東京ってところは怖いなぁって思いました」
痴女に会ったのはそれ1度きりだそうだ。
他にも2、3話を聞いたが、似たような感じである。だいたいが少年の頃の記憶で相手はおばさんである。実は、オレ自身も痴女に遭遇したことがあるのだ。大学1年生のときのことである。超満員の電車でつり革につかまっていたオレは、さらに後ろから押されて、思わずつり革から手が離れた。その手は前に座っている乗客の頭の上を飛び越えて、窓に手をつくような態勢になってしまった。つまり、お尻を大きく後ろに突き出しているような格好だ。すると、オレのお尻部分に股を押し付けてくる人がいた。最初は男かなと思ったんだけど、股と股の間にチンチンに感触はない。最初は触れただけかと思ったのだが、明らかにこすり付け、動かしているのだ。げげげ、なんだこりゃ。必死に後ろを見ようとするも、満員で苦しい態勢なのでなかなか振り向けない。かろうじて見えたのが花柄模様の白いスカート。約10分の間、彼女はオレの尻でオナニーをし、電車が停車すると他の乗客とともに降りてしまった。当時まだ童貞だったオレは、ああ、女でもエッチなヤツっていうのはいるんだなぁと実感した。
AVでも痴女モノはここ数年、人気がある。何本か見たが、ここでいう痴女というのは、痴漢の女性名詞ではない。性に対して積極的というか主導権を握る女性という感じだろうか。そこで、AVの撮影現場をのぞいてみることにした。若いころAVの現場取材はずいぶんやった。そういえば、ライターになったばかりの頃は食えなくて、AVの助監督(いまはADというらしい)をやったことがあった。当時はまだAVで本番をやるなんてことは珍しく、ザーメンを作ったり、ケーブルさばいたり、前貼りつくったりしてたなぁ。あ、話がそれたけれど、久しぶりにAVの現場をのぞいてみて、驚いたのはすべてがシステマティックになっている点だ。取材を受つけて、サポートする広報の方がいて、取材陣はかたまっている。男優や女優、メイクさんなども淡々と自分の仕事をこなしているのだ。
そういえば、いまでもたまに一般の人が「AVの撮影現場をのぞいてみたい」という話を聞くが、あまり行かないほうがいいと思う。というのも現場というのは本当にみなさん、働いていらっしゃるわけで、おもしろいものではないからだ。製品になったものを見ればエッチだけれどその現場はそうではない。たとえば、痴女の撮影現場でのこと撮影しているのはあえいでいる男優さんの表情。女優さんは誰もいなくて、おかしいといえばおかしいのだけれど、これも編集されればちゃんとエッチになる。で、女優さんのほうも本当に痴女というわけではない。もう、そこら中にいる男を犯したいっていうキャラクターなんだけど、実際のところはそうではない。取材に来ているライターに「あんたもほらチンポ出して」、なーんてことはないのだ。
予想はしていたけれど、痴女優といわれている人たちだって、みんな演技でやっているわけで、本物はいないのだ。
カメラ付きの携帯電話で男性のアソコを撮る女性
AVではなく、現実の世界において痴女はいるのだろうか。男の妄想としての痴女の存在は不明である。そう都合よく痴女がいるわけもない。しかし、ああ、この人は痴女だなぁと感じた女性がいる。マミさん(32歳)である。ネットで知り合った彼女にはおもしろい趣味があった。それはカメラ付きの写メールで男のチンコを撮影すること。しかも、そのチンコは電話がかかってきたときに顔ではなく、ちんこが出てくるようにしているのだそうだ。それはおもしろい。その携帯を見せてもらいたいし、本人にも会ってみたいので、さっそく取材を申し込んだ。
すぐに快諾してもらったんだけれど、さすがに話が話だけに喫茶店というわけにもいかず、我が家まで来てもらうことにした。やってきた彼女は予想に反して、小柄な可愛い女性である。ちょっと見た目には男のチンコを写メールで撮影しているなんて思えない。で、さっそくその携帯電話を見せてもらったんだけど、これがすごい。まさに、チンコ、チンコのオンパレードだ。
「ほら、これ包茎なんだけど、皮のあまり方がすごいでしょ。あ、こっちは右に曲がってて」
などと次から次に見せてくれる。
「電話がかかってくると、チンコの画像が出るようにしてるんですよ」
こういう彼女は実に楽しそうだ。
「おもしろいチンコを撮ったら、女友達に送るのよ」
と言う。いやはやビックリ。携帯の画面を撮影させてくれとお願いするとNG。まあ、撮ったところで使えないしなぁ。しかし、なんでこんなこを始めたんだろうか。きっかけは?
「ん、きっかけ? なんでって、写メールにしたから」
ごく自然に始まったらしい。
「だって、現像に出す必要もないし、こういうの持ったら、みんな考えることは同じなんじゃないの」
同じじゃないだろう。ま、オレもそう考えたけど。
「私ね、会った男にはね、まず『チンコ撮らせて』って言うの。するとね、おもしろいことに100%「いやだよぉ」って言うのね」
あ、それはそうだね。たしかにいきなりそんなことを言われたら、引いちゃうよ。
「そうそう、で、それをね、『いいじゃん、いいじゃん』とか『大丈夫だから、だって顔を一緒にとるわけじゃないんだから』って説得していって、相手が見せようって観念したときがいちばんうれしいの」
なるほど。それは男が女の裸を撮るときもそうだなぁ。いやぁ、本物だ。
というわけで、さっそマミさんは「チンコを撮らせてよ」と携帯電話を向ける。そこで、オレもただ撮らせるわけにはいかない。そこで、
「マミさんも見せてくれたら、見せるよ」
と言うと
「みんなそう言うのよね。でもダメよ。一方が脱ぐからおもしろいのよ」
とのこと。そうか、百戦錬磨だなぁ。
「わかった、じゃ、野球拳しようよ」
というわけで、ジャンケンして負けたほうが一枚ずつ脱いでいくことにした。
で、なんとか、オッパイを見るところまで検討したが、そこで力尽きて全裸になってしまったのだ。ついにマミさんにチンコを撮られることになった。で、マミさんのおもしろいのは
「ちゃんと私が撮ったって証拠を残したいのよ」
と言いながらマジックで亀頭になにやら絵を描いていることだ。で、写メールで撮影。くーっ。なんか屈辱的だなぁ。
「さっそくお友達に送ろぉっと。あ、そうだ。私の携帯に電話してみて」
言われたとおりに電話すると、マミさんの携帯電話にオレのチンコが…。なんだか情けないなぁ。