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風俗情報

 合法ドラッグレポ 01(4)

 みぞおちの辺りから頭部に向かって、大量の血液と共に快感が何か目に見えるような物質となりものすごい勢いで流れ込んでいく。射精の秒読みが始まるが、通常時の頂上への駆け上がり方よりも一つ一つの階段がより高く、重いような感じで頭の中で何か決定的な崩壊と再生が同時に進行しているような不思議な感覚に包まれる。
 自分の下で、ペニスを受け入れている女性器が身体全体を包んでいて、手、足、胴、頭までがペニスとなって脈打ちはじめる。よがり声を上げる女の身体は自分のいる位置から、わずか1m以内のはずなのにものすごく遠くにいるようで、ただ女の気配だけが自分の皮膚すぐそばにまで迫っている。息を止め、体の内部様々な個所で起こる爆発を一点に集中させる。押し寄せる波の大きさに体が自然と反応して、口を大きくあけ、声を絞り出し快感と共鳴する。
 ペニスを中心とした下腹部が相手の性器と体に触れあうたび刺激され、目を閉じたまぶたの裏側にいくつもの小さな光が点滅し、何かとてつもなく大きな物と交わっているようで、生身の人間と交わっている感覚が遠のく。自分を中心に様々な物が一転に凝縮され、爆発を迎える。セックスをいう行為を通して、新しい物の誕生や進化を体験しているような、神々しい雰囲気の中で気の遠くなるような射精感を味わいながら達する。
 そのままベットの上で、鼓動が小さくなるのを感じながら肩で息をする。射精と共に散り散りになった自分の破片が元通りに定位置に落ち着くのをじっと待つ。しばらくは何かとてつもない事が起こった後のように、茫然自失の状態になるが数分で落ち着き、満足感の中でしばし短い眠りについた。

 うまくはまった場合は極上のトビの中で達する事が出来るが、吸い込んだ後全身の血管が拡張する迄のタイムラグを計算に入れないと、トビも中途半端なものになる。こればかりはその日の体調や、射精感のコントロール等に大きく影響されるので、ある程度の鍛錬が必要かと思われる。それから、ラッシュを決めて射精するといつもより長い射精感を味わえるが、それに伴って吐き出される精液の量もかなり多くなるように感じられる。しばらく射精せずにラッシュでいった後の精液量は、ちょっとびっくりするぐらいの量で、文字通り「絞り出す」といった言葉がぴったり当てはまるぐらいのすっきり感が体験できる。

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