【ご質問】
　先生へ質問があります。私は今年で４６歳になる、しがないサラリーマンですが、リストラにおびえる毎日を送りつつも、隠れ風俗マニアとして日々精進しております。
先生のことは、オレンジ通信のコラムで知りましたが、ビデオ女優が在籍する風俗店で先生が行きたいと思っているところはありますか？偶然、または必然でＡＶ嬢がいる風俗店へ遊びに行ったことはありますでしょうか？また、その味やプレイは如何でしたか？

【ご質問に対する答え】
　筆者は、ある特定のＡＶ嬢がいるからそのお店に行きたいと思ったことは殆どんどありませんし、実際にそうしたことも一度も有りません。
従って、有名ビデオ女優の性風俗店における「プレイ内容の実態」をご報告することはできませんので、（Ｑ氏がそこが一番知りたいと思っているのであれば）それにお答えできないことを、ご容赦。

　推測でしかありませんが、もともと、ＡＶファンと性風俗ファンというのは客層というか客質が異なるので、ＡＶ嬢が性風俗に（仮に）大量に流れたからといって、ＡＶファンが性風俗にドッと流れるわけでもなく、今までの性風俗ファンがそのＡＶ嬢たちにドッと流れるわけでもありません。

　もう一つは、その女優自身の事情によって全てケース・バイ・ケース。つまり、ビデオ女優が性風俗にいたからといって、他の子と比べ、とり立てて特別なことをしてくれるわけではありません。
これも筆者が多数の性風俗専門誌から得た大雑把な知識でしかありませが、それらの専門誌の読者が特定のＡＶ嬢たちから（幸運にも？）味わった性風俗体験の感想はというと、ＡＶから受けた印象通りの可愛らしさとテクニックで＜感動した＞という大満足派と、イメージとはだいぶ異なり＜わがままで無愛想だった＞とか、店の紹介データでは素股や口内射精ＯＫとあったのに、手コキしかしてくれなかったなどという不満足派ないし裏切られ派に明確に分かれ、その差はＡＶ嬢によってかなり大きいようです。

　ＡＶである程度人気の出たＡＶ嬢が性風俗デビューをする場合、元からそのコは性風俗出身で、ＡＶで人気を得、一定期間を過ぎてまた古巣の性風俗に戻るケースと、性風俗体験はないけれどもＡＶで人気が出て、欲を出して、あるいは借金の返済等々の切迫した事情から、ＡＶで得た知名度を利用して初めて性風俗にも進出するケースの、２パターンあります（前者が圧倒的に多いですが）。

　そんなわけで、ＡＶ嬢だからといってイメージ通りのコとは限らず、テクだって（ＡＶに出ていたからといって）みながみな特別にうまいわけでもなく、その当たり外れは、他の性風俗のコたちと一緒。結局、そのＡＶ嬢の熱烈なファンのみが、満足するかしないか、だけの問題のような気がします。

　そうゆうこともあって筆者自身は、（仮に）筆者の大・大・大好きなＡＶ嬢が性風俗に進出したとしても、「イメージを現実化してしまうと壊れることの方が多い」というその危険性を避ける（逆にいうと大切なものは壊さないでとっておく）という意味でも、かなりの誘惑にかられたとしても、あえて行かないようにしております。

　Ｑ氏のご質問に少しだけ答えられるとすれば、筆者、偶然、ＡＶ出演経験もある性風俗嬢に２人だけ、ぶつかった（笑）ことがあります。Ａちゃん（２３）は某イメクラ嬢で、出演ビデオがＳＭ系とあって、キスをする時に筆者の歯茎を上下くまなく舌でまさぐったり、「乳首は強めに吸ってもいいよ」というと、筆者の乳房（笑）全体の肉を手でつまみあげ、思い切り吸ったり噛んだりされたりして、イタキモ（＝痛気持イイ）を通り越して激痛に近かったことがありました。
ＳＭとはこうやって体の知覚を互いに発掘していくんだなぁと・・・・・その時は涙目で妙に納得（笑）。
Ｋちゃん（２１）もイメクラ嬢で、自分の部屋を１回５〜６万円でＡＶ撮影に貸したことがあり、自らも知人のプロダクション社長の紹介でＡＶ（インディーズです）２〜３本に出たことがあると。

　ま、業界の裏話は色々と面白かったですが、あとは全くごくありきたりの性風俗プレイで、とり立てて下手でも上手くもなく、並ですか。わずかこの２人なので断定するのは危険ですが、ＡＶ経験有りの性風俗嬢は、どちらかといえば、攻めは得意で受身は苦手。そういうタイプのコが多いような気がします。

　ところでご質問のＱ氏、「４６才のしがないサラリーマンで、リストラにおびえる毎日を送りつつも、隠れ風俗マニアとして日々精進しています」とありますので、本当に性風俗がお好きなんでしょうね。もしこのことが多少なりとも生甲斐になっているのなら、
ミーハー的にＡＶ嬢を追っかけるようなことはお勧めできません。
たぶん、長い（と思われる）性風俗歴から、ものすごく可愛い素人っぽいコにぶち当り、本気で惚れたり、いい思いをなさったことも少なからず有るでしょう。性風俗の本当の醍醐味はそこにあると思いますよ。
なじみになって、恋人ではないけれども、気持もテクも解かり合える「妙に興奮できる」時間及び関係。
これは他の風俗では味わえない、実に摩訶不思議な空間といえて、筆者はこの感覚が好きで性風俗遊びをしているようなものです。ご精進下さい。草々。

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