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【ご質問】
カモンさん、はじめまして。私は先生のビデオ・ザ・ワールドの“カモンに聞け”の愛読者(?)です。
もうかれこれ8年間熟読しておりますが、最近では「真性絶頂」の見分け方をテーマにされていますよね。
風俗嬢でも「真性絶頂」は見分けられるのでしょうか?私には分かりません。大げさな芝居は分かるのですが。先生の長年の経験・観察から教えてください。
【ご質問に対する答え】
風俗嬢でも「真性絶頂」の見分け方はありますよ。一つは感度のいいコを見つけること。
多くの店の人気嬢や看板嬢は、ルックス抜群&テクがうまいためにNO.1になってる場合が多く、自らも相当Hで、かつ、攻め上手なんですね。逆にいうと「受身」上手はそういません。
自分が攻められ、本気で絶頂にイクなんてパターンではないわけです。
「受身」は、例えば、キスOK、指入れOK、素股OKとあって、フィニッシュが顔射OKか口内射精OKかに別れ、それがオプションとして別料金になってるか、全サービス込みのセット料金になってるかの違いがあります。
このうち、素股やフィニッシュは、そのコの感度がいいかどうかの目安にはなりません。
素股を(下手でも)熱心にやってくれれば、いいコだなとは思いますが、感度はまた別ものです。
ただしこのように(性格の)いいコは、その後の展開(笑)の大前提になります。
昔の表情でいうお人好しのコ、気のいいコや気だてのいいコなどが前提です。
「真性絶頂」は、見分けるというよりも、男がそこへ(限りなく)導くことが、なにはともあれ不可欠。テクニックではありません。
ここをこうすれば(女の人は必ず)こうなるという唯一無二のテクニックなど存在しません。
というか、女のコの感度は千差万別なので、そのコに合ったテクニックを施してやれる男のテクが(そのコにとっては)「うまい」「気持いい」ということになるわけです。
ヘルスやイメクラで、男がその腕を磨こうと思うなら、ズバリ、キスと指入れでしょう。
キスで精神的に相手を壊れさせ、指で肉体的かつ実際的に(軽くでも)イカせることが出来れば、男として<中級合格>ぐらいでしょうか(笑)。
今では余り通用しなくなってますが、昔のドン・ファンやカサノバのような天才的なプレイボーイは、キスまでこぎつけたら落ちたも同然というぐらい、キスは重要です。
筆者の数少ない性体験(笑)からいうと、キスだけでは、やや(ややですよ!)強引なくらいがいいです。
逆に、指まんや肉棒によるピストン運動は、これはもう、男には超ソフト、常にモノ足りないくらい細心の注意を払った優しさが必要で、激しいピストンを好む女性もいるのにはいるけれども、時と場合、そして女性の好む性を真に考えるなら、ソフトにしくはなし。乱暴なピストンなんてのはいつでもできるけれども、女性に合わせたソフトなそれというには、実は、もっとも難しい。セックスが一生の勉強だと思うのは、今まで長年培ってきた自己流テクニックが、一夜にして通用せず、その女性に合ったテクニックを一からやり直ししなければならないこと。
そのくせ、上の例でいえば、各々のテクに、キス道、指マン道、ピストン道(笑)みたいな「究極の道」があるように感じられるからですね。
自分の我流を押し通すことができない。ここにSEXのもっとも深い面白さがあるような気がします。
簡単にいえば、「自分勝手は嫌われる」ということですね(笑)。
まして、嫌な客だろうが乱暴な客だろうが、ある程度は指入れもOKしなくてはならない性風俗嬢にとって、どんなに初対面で気に入った客でも、指遣いが乱暴だと、その時点で一気に冷めるようです。
これは「濡れる」とか「感じる」とかいうようなその後の展開(笑)に大いに影響するんで、ヘルスや本番で客ができる攻めプレイの中では、この指ワザがもっとも重要かつ難しいんじゃないでしょうか。
女性を絶頂に導く上の、大きな曲り角(ターニング・ポイント)といってもいいのでは・・・・・。
つまり二つ目の絶頂を見極めるコツは、感度のいいコを見つける(この場合は男のテクがヘタでも、相手が割と簡単にイッてくれます・笑)ことではなく、自分が感度を引き出す、自分が相手をイカせる努力をするということにつきます。これは見分け方とは違いますが、これなくしては相手をイカせることも、イク可能性を開くこともできませんから、こっちの側が努力する以外に方法はありませんから、これは最低限、やるしかありません。
残念ながら(一般論として)性風俗に感度のいいコは少ないです。
そのたびに感じてたりイッてたりしていたら体が持たないので、必然的にそうなってはしまいますが、といって彼女たちは決して感度が悪いのではなく、我慢していたり、抑えていたり、場合によっては麻痺していたりと、それはもうさまざま。逆にいうと客の腕一つでどうにでもなる世界なので、これも風俗の醍醐味の一つといえます。相手が感じてくれないから面白くなく思うのではなく、どんな相手にも「可能性はある」と面白く感じるのが、楽しむコツなのではないでしょうか?
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