粉飾決算にはもっと複雑で悪質なものも多数ありますが、上記に挙げるようなタイプが殆どです。
粉飾決算は、決算書の数字をいじるだけでキャッシュフローには何の影響もないので、発覚するのは大抵倒産寸前であります。
いくら利益を水増ししたとしても、キャッシュが実際にも増える訳ではないので、数字を変えたところで結局倒産の先延ばしであることが大半だからです。
資金が回転しなくなってはじめて、取引先などから粉飾決算だと大騒ぎになる。
私のところなんかへ相談にくるような企業の経営者は上場しているようなところでなく、借金・助成金・信用取引・フランチャイズオーナー募集などのための粉飾決算が多く、内容を聞いただけでも結局は潰れそうな会社が殆どで、銀行・国民金融公庫などの金融機関、助成金や投資をした団体・企業、退職金で第二の人生を描く個人、商品を供給してしまったメーカーなどが損をするのが目に見えているので、一切関わらないようにしている。
今後、日本の小学校からこういうくだらない詐欺に騙されないように、商法・証券取引法・民法・刑法・税法などの法律や契約の概念を徹底的に教えて、理不尽な外国企業にも決して負けない強い個人を育てて欲しいと思います。
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