ドラゴン今中の夕やけ風俗少年VOL.19:『新小岩』
総武線「新小岩」というと、いかにも貧乏臭いブルージーな印象を感じる。実際に駅を降りてみたら、その印象が間違いではなかったことに気づくのだ。
駅周辺はゴミゴミとしていて、空気が悪く、呼吸をするだけで喉がイガらっぽくなってきそうである。ここの北口に本番できるヘルスがあると聞いてとりあえずやってきたのであるが、場所がどこにあるのかわからない。とりあえずうろうろしていると、三軒ほど風俗店がならんだいかがわしい通りにぶつかった。
「いらっしゃい、どうぞどうぞ…」と、仲本工事風の男が手招きする。どうやらここらしいな…と、勝手に判断し、2階のフロントへ。料金は40分コースで10800円(指名料込み)と格安である。
「それではお待たせいたしました」1分も経たないうちに部屋へと通される。しかし…部屋と言っても、そこはパーテーションのようなもので簡単に仕切られただけの簡素なもの。なにしろベッドすら無く、海水浴で使うようなビニールのマットが置いてあるだけだ。呆然と立ち尽くしながら待っていると、やがて女が入ってきた。
「こんにちは〜、あれなんで立ってるんですか」
「いや、だって…座るって、どこに座るのよ」
「えっ、そうですよね、まっいいか」と、シャワールームへ。
女は榎本加奈子にちょっと似ているが、カワイくもないし、ブスでもない。ただオッパイは弛み、腹部には見事な妊娠線があった。まぁそう考えると至って普通の風俗嬢といった感じである。シャワーを浴びて出てくると冷房が効いていてやたら寒い。
「じゃ、そこに寝てくださいね」いよいよ本番か?
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