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  ナンパ地獄変(6)-1
ナンパ地獄変 VOL.6 神奈川県・横浜


 最近よく聞かれるのが「ナンパしてないときは何してんですか?」という質問である。あのね…いくらオレだって四六時中ナンパしてるわけじゃない。そりゃあナンパしてない時間の方が遥かに多いハズなんだが…。うっ、オレいったい何してんだろ。そうね…まずビデオ鑑賞かな。あとは、う〜ん歌舞伎町に行ったり、あとは寝てるかな…。まあそんなところです…ははっ。
 今回は東京近郊シリーズ第二弾横浜だ。思わずサザンの曲を口ずさんじゃう街だ。ふふん横浜ね〜。確かにオレの自宅から電車を乗り次ぎ一時間ちょいで行ける距離なのに、全然行ったことがないやね。やっぱり横浜っつうとなんとなくオシャレな雰囲気だし、彼女とデートでもない限り足が向かない。でも中華街とかみなとみらいとか元町とか、なんとなく人の多そうな場所が魅力?。となれば当然ながら女の数も多いと考えていいだろう。早速オレは関内のホテルに予約を入れ、万全の体制で戦闘準備に入った。
 まずは関内駅周辺から攻めるか、ホテルに荷物を置くや否やオレはいきなり街に繰り出した。横浜ステジアムを越して石川町方面に七、八分も歩けばもう中華街だ。う〜ん美味そうな肉饅の香りがたまらない…なんて言ってる場合じゃない。しかし…平日昼間の中華街なんてもんは意外と閑散としてるもんなんだな。もう昼食時間はとっくに過ぎているし、営業してる店もわずか…。
 オレは遅めの昼食を中華街で…などという野望を諦め、店頭売りの中華饅を一個購入して中華街を後にした。饅頭を齧りながらとぼとぼ肩を落とし歩いていると、ピンクのカーディガンを着た水商売風の女と目が合ってしまった。
「あの〜何やってるの、ヒマだったらお茶でも飲まない?」失敗して元々となると気軽に声も掛けられるもんだ。
「う〜ん友達待ってるんだけど…」一見フィリピーナ風の洋子。

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