■ ナンパ地獄変(22)-4 |
「で、実は援助なんだけど…」う〜ん、まっこの際仕方ないな。だが希望金額はイチゴーとリーズナブル、さすが地方都市ならではだ。
「五分で行くから…と言い残し待ち合わせ場所へダッシュ」
すると、いたよ、いましたよ…。推定体重六十キロの女が。「はぁ〜」と思わずため息が出るような展開だ。
しかし宮崎最終日とあってか、こんな女すらパスできないオレはなんて弱い男なのであろう。結局ヤッてしまいました。ただし、金額はしっかりと一万円にダンピング。それでも尚子はニコニコ顔で帰って行った。
九州ヤリマン伝説第二章はこれで幕を閉じるわけだが、最後がなぜか後味の悪い展開になってしまって読者の皆様、ホント申し訳ない。だが、残された県はあと三つ。オレの中ではまだ九州ヤリマン伝説は完結していない。この三つを制覇したときがこそが真の完結だ。そのときまで北海のベアーを暖かく見守っていて欲しい。
以上。
[前のページへ] [ドラゴン今中TOPへ] [次のページへ]