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  ナンパ地獄変(26)-2
「突然だったから吃驚しましたよ」と笑顔の美代子(19歳フリーター)
「あはは、ごめんごめん脅かすつもりじゃなかったんだけど」と、感触こそ悪くなかったものの結局お茶止まり。20分もしないうちに「バイトがあるから」と美代子は帰って行った。
 サティ内だけでは限界がある。しかし外は雨。考えた末に出た答えは米子の駅だ。駅構内はコンビニや売店なんかもそこそこ充実していてナンパ不可能な環境でもない。一ヶ所で悶々としてても仕方ないしな。
 夕方近くとあって駅構内はそこそこの賑わいを見せている。学校帰りとおぼしき女子高生たちも屯していて、ターゲットはいる!! 早速グレーのスウェットを着たニキビっ面に声をかける。
「キミは高校生じゃないよね…」
「違いますよ〜フリーターですけどね」小柳ユキを幼くしたような正美(20歳)
「あのさ、カラオケでも行かない? 」
「カラオケか〜、行きたいけどお金無いし…」
「なに言ってんだよ、お兄さんが奢るってば」おっ脈アリじゃないすか。
「う〜ん、でもこのあと彼氏と待ち合わせしてるんだよね…」てめぇ、だったら最初から期待もたせるようなこと言うんじゃねーよ。と嘆いてみても仕方ない。あとは待合室、コンビニ前などで行き当たりバッタリに声をかけまくるが、すべて返事はNO! キツい。覚悟はしていたもののやはり鳥取は鬼門だ。
 肩を落としつつ再びサティへと戻る。雨は若干あがる気配を見せ始めていた。例によって2階の軽食コーナーを覗くと先ほどよりは賑わっている。これならボチボチいけるかな…と思いつつベンチの方を見やると、なにやらヒマそうにぼ〜っとしている娘を発見した。


「何やってんの? 」
「え、うん…ちょっとね」なにやら浮かない表情の礼美(18歳、無職)である。
「なんならお兄さんが相談に乗るよ(金銭以外ならね)」と、図々しく隣りに座り込む。
「実は…」どうやら遠距離恋愛中の彼氏に会いに行こうとしたが、飛行機に乗り遅れたらしい。アホやね。
「ふ〜ん、それで落ち込んでたのか、じゃとりあえずお茶でも飲んでゆっくりしたら」
「う、うん…」棚からボタ餅的に手に入れたチャンス。このまま一気にホテルへ…と目論んだが意外にも礼美は身持ちが固い。じゃあってんで、サティ内でやってる映画に誘ってみた。

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