第2回 栃木県・宇都宮風俗メモ Date: 2003-09-16 (Wed) 

☆餃子に代わって登場した新たな新名物!

 栃木県・宇都宮といえば、まずアタマに思い浮かぶのが『餃子の街』。消費額全国一というだけあって、街のあちこちに餃子専門店の看板を目にすることができる。しかしここ数年、餃子に代わって新たな新名物となっているのが『宇都宮デリヘル』。なんでも未認可のモグリ業者を含めれば軽く200軒を超す勢いなんだとか。地元風俗情報誌の編集者、K氏はこう説明する。

「やはり宇都宮といえばデリヘルでしょう。ここ3年で爆発的に増えましたね。ウチの情報誌で取り扱っている登録店だけでも70軒。大小含めて200軒を超えているのではないでしょうか。コンビニでも女性求人誌を取り扱っているので、女のコも気軽に風俗をはじめられるんですよ。しかも風俗情報の7割以上がデリヘルですから、風俗未経験の若い女のコが集まるのは当然ですね」

 北関東最大の都市だけに店舗型風俗もなかなかの充実ぶり。JR宇都宮駅東口ではキャバクラや本サロに加えて、アジア系の連れ出しパブが軒を連ねる。路上に立つ客引きの数がやたらと多いのが特徴だ。西口から東武宇都宮駅までの続く商店街の一角にはソープ、サロンが営業している。

「本サロの相場は9千円〜1万2千円ぐらいじゃないですかね。でもレベル的には同じ栃木県の小山や群馬・太田のほうが上という人が多いです。アジア系の女のコの連れ出しパブは、ショート2万円前後ですが、交渉次第で割引き可能という話です」(前出・K氏)

 実際に風俗で働いている女のコに話を聞くとこんな答えが返ってきた。
「前は駅近くのヘルスに勤めてたんだけど、ハコ店だと若いお客さんが集中するので友達に会っちゃったりするんですよ。顔を見合わせてお互い気まずいなぁみたいな(笑)。そんな理由もあってデリヘルに移りました。いま流行ってるっていうのもありましたけどね」(Kちゃん・19歳)

 その他、特筆すべき点はラブホテル事情。Kちゃんの話によると宇都宮はクルマ社会なので、地元客のあいだでもデリヘルを呼ぶ場合は圧倒的にラブホテルを利用する場合が多いんだとか。もちろんほとんどのホテルが一人でチェックイン可能で、しかも安い・広い・キレイの三拍子。外国人の動きはどうだろうか。連れ出しパブ以外にも韓国エステが何軒か営業しているが。
「あまりいいウワサは聞きませんね。なかにはプレイ中に本番を匂わせじょじょにオプション料金を取っていく悪質なお店もあります。宇都宮では、気軽にヌクならサロン、濃厚サービスならデリヘルというのが定番化しているようですね」(前出・風俗ライター)

 外国人の犯罪や立ちんぼなどでのトラブルはとくにないとのこと。風俗界の秩序やルールは保たれているようだ。ただし、宇都宮のホテル街は東北自動車道・鹿沼インター付近や、JR宇都宮駅からクルマで10分少々という梁瀬・川田エリアがメイン。JR宇都宮駅や東武宇都宮駅周辺にはラブホテルは一軒しかなく、あとはビジネスホテルかシティホテルしかないので、観光として遊ぶのには注意が必要だ。

〇クルマだと東京から東北自動車道を使って2時間少々。電車だと東北本線で上野から1時間40分。新幹線を使えば同じく上野から35分。意外と身近な風俗スポットなのだ。


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