■第21回 北関東風俗メモ:群馬県・高崎編 | Date: 2003-09-21 (Sun) |
■北関東風俗事情 ここ数年、北関東の風俗店が爆発的に増えている──。よくそんな話を耳にするが、実際のところはどうなのだろうか? 歓楽街の外国人の流れも含め、北関東の風俗街の現在をレポート。
駅弁「だるま弁当」を食べながらのんびり小旅行。
群馬県は高崎市に到着。
西口駅前はビブレや高島屋などもありそれなりに開けているものの、平日の昼間ということもあって人通りは少なく寂しい雰囲気。もしや反対側の出口がメインの繁華街ではと思い東口へまわってみる。しかし、駅前の大通りの交通量さえあれど、西口に輪をかけて歩いている人は少なくオジサンオバサンと子供が数人──。
「群馬県の風俗街で有名なのは太田や伊勢崎。エステやヘルスも増えていますが、有名なのはやっぱり本サロ。しかし、群馬県の警察・行政関係はなぜか店舗型の風俗店、いわゆるハコ店にだけうるさいという理由もあってか、店舗型の風俗店に代わって出張風俗が主流になりつつあります。その傾向がもっとも顕著なのが高崎・前橋じゃないでしょうか」
北関東風俗に詳しいライターはこう話す。ここ群馬では店舗型の風俗店の締めつけが異常にキビしく、高崎に目を向けてみると老舗店が10〜20軒ほどあるだけで、新規店などはオープンして数ヶ月で警察から警告を受け閉店に追い込まれるのだという。
「そんな理由でハコ店からデリヘルへ乗り換える風俗店経営者が増えたんです。4年前、デリヘルが届出制で認められるようになってから、数軒しかなかったデリヘルが100軒近くに膨れあがりました。いまデリヘルといえば宇都宮ですが、もとはといえば高崎や前橋で出張風俗ブームが起き、宇都宮へ飛び火したというのが正確です。いまのところ出張風俗に関しては当局も寛大な様子ですが、モグリで高校生を雇うなどして摘発されるケースもまれにあるようですね」(前出・風俗ライター)
では、外国人の動きについてはどうだろう。有名なのは大泉。1990年に入国管理法の施行により日系ブラジル人を受け入れるようになってからというもの、年500人のペースでブラジル人が増加し続け、いまでは町の人口の約2割が外国人という様相。昨年のワールドカップでもその熱狂ぶりが話題になった。
「大泉はブラジル人が多いということもあり、ブラジルの国旗を掲げてあるお店が何軒もあります。去年のワールドカップではブラジルが優勝して大盛りあがりという報道でしたが、実際は連日のドンチャン騒ぎで地元民に大ヒンシュクを買ったとか。最近はおとなしくしているようですが、薬物関係の問題は野放し状態。いっこうに解決されていません。 そして太田。韓国、フィリピン、中国系の女のコが多く、まさに"リトル歌舞伎町≠ニいった様相で、治安も決して良いとはいえませんね。1年半くらい前に群馬県内で韓国エステの大々的な摘発がありアガシたちは一時期姿を消していましたが、最近高崎や前橋あたりに流れているようです」
○交通アクセス
東京駅から特急あさひ・あさま・たにがわなどで1時間弱。運賃は乗車券+特急券で4290円。上野駅からJR高崎線だと2時間弱で高崎駅に到着。運賃は1890円。もしくは埼京線で赤羽まで行き高崎線通勤快速に乗り換えという経路だと1時間半くらいで高崎に着くことができる。時間の余裕があるのなら高崎名物の駅弁「だるま弁当」を食べながらのんびり小旅行、というプランがオススメ。