野望の帝国 野望の帝国

風俗情報

 ヘンタイ・ロード(1)-4

次はヘルスだ。これで絶対にヌクと悲壮な決意
 なんてこった。6万円5千円が銭湯代金に消えてしまい。悔しくて仕方なかった。ソープの待合室で会ったH氏は2発もやっちゃいましたと、ニコニコ顔である。オレは肩を落として自宅に帰った。そこで、オレは重大なミスに気づいた。この企画は、そうアソコのニオイを嗅がせてもらうというものなのにそれすらできなかったのだ。なんでだろう。素人の女には言えるのに、ソープの女性にはそんなこと恥ずかしくて言えなかったのだ。どうしてオレはこうなんだ。というわけで、今度こそアソコのニオイを嗅がなくちゃというわけで、再び雑誌を見る。おお、新宿の歌舞伎町にあるじゃないか、いろんなヘルスが。ここなら家から自転車でもいける。で、完全受身のヘルスを選んだ。50分で1万6千円と雑誌にある。電話して総額はいくらかと聞けば消費税込みで1万6千円なのだそうだ。なんだ、こっちのほうが安いじゃないか。というわけで、数日後の夕方オレは自転車をこいで、歌舞伎町に向かった。
 で、結論から言えばここでもだめだった。半立ちにはなるんだけれど、行くまで至らないのだ。とにかく狭い場所で、中に入ると音楽がガンガンかかっている。で、奥の待合室みたいなところに通されるんだけれど、ここで先客が1名いた。20代のサラリーマン風の男で、なかなかハンサムだ。さらに1名やってきて、狭い待合室はもういっぱいだ。こっちもなかなかの美男子。風俗なんかくる必要ないじゃないかと思うんだけど、そうじゃないんだっていうことがわかってきた。最初に言ったように男には外見にかかわらず2種類のタイプがいるのだ。で、待つこと15分。やっとオレの順番が回ってきた。ここでもオレは写真では選べず、店におまかせにしたのだが、やってきたのがこれまた色白で小柄な美人であるたまらなくいい女というわけではないが、可愛い部類だと思う。まずは、シャワーである。個室にシャワーがあるのかと思ったらそうじゃない。移動させられるのだ。おっと、カーテンで仕切られて入るが、さっき入ってきたカウンターの前じゃないか。そこを横切ってシャワールームへ行く。洗ってくれるのかと思ったら、自分で洗うのだ。で、チンコのあたりは念入りに洗えと言われる。さらに消毒液でうがいもさせられる。
 で、自分もシャワーを浴びるんで、個室で待っていろと言われた。で、待つこと10分。やっと彼女が個室に現れる。
 あとは事務的にチンコをこすったりするんだけど、なんかすっかりしらけてしまい、どうもやる気にならない。そこで、彼女が「マンコなめる」と言い、オレはわれにかえった。そうそう、オレはこのために来たんだ。「うん、舐める、舐める」と言う。彼女は仰向けになったオレの顔のところにマンコを持ってくる。舐めるのは適当に、くんくんとニオイを嗅いでみる。なんだ、なんにもニオイがしない。さらに必死にニオイを嗅ぐと、さっきシャワー室で口に含まされた、消毒液の匂いがした。
 そのニオイを感じたあと、彼女は事務的にオレのチンコにローションを塗り、そこに跨る。で、しばらく体を前後していたかと思うとその動きが止まった。
「お客さん、時間なんですけど」

[前のページへ] [下関マグロTOPへ] [次のページへ] 


Copyright(c) 2003-2004 YABOU NO TEIKOKU All rights reserved.