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風俗情報

 ヘンタイ・ロード(3)-1

 部屋の中から出てきたのは見覚えのある顔だった。あとで気づいたのだけれどもこの店のホームページに載っている女の子であった。色白のポッチャリした感じの女性は好きなタイプだ。まずは矢継ぎ早に質問をされた
「こういう所にはきたことあるの?」
「初めてなんです」
「それじゃ他の風俗はどういうところに行くの?」
「風俗そのものが初めてなんです」
「SMとかには興味あるの?」
「それがどうか分からないからここに来たんです」
 相手の女の子は少しあきれていた。で、風俗といえば最初にシャワーを浴びるということは知っていた。てっきり女の子体を洗ってくれるようかと思っていたらそうではない。「そこのシャワーを浴びて」
 と冷たく言われてしまった。なんだかいきなり出鼻をくじかれたみたいで、ちょっと残念。しかしやはりそこはM性感なのだろうか、お姉さんは命令口調だ。ただし女王様ほど怖くはない。
 さて、シャワーを浴びて出てくると部屋の真ん中にはシーツが敷かれていて、そこにうつぶせになるように言われる。それからゆっくりと体にパウダーのようなものをかけられてマッサージをされる。次第に肛門あたりをホジホジされる。なんだかおかしな気分だ。ちょっと不安なのはうつぶせになっているので何が行われているのかがよくわからないということだろう。肛門に異物感があった。するとお姉さんは
「ほら指が入ってるんだよ」
 というのだけれども実感はあまりない。そういうとさらに指1本が2本になったのだろうか。ちょっとウンコをしたい変な気分になる。そう言うとお姉さんは
「出ないから大丈夫」
 と言う。しばらく我慢してみたがちっとも快感にはつながらない。無反応でいるとお姉さんはさらに過激に指を動かしているようだ。今度はちょっと嫌な気分になってきた。そうか、これがインターネットで読んだアナルへの攻めだなぁ。
ちっともよくないや。そこで、
「やめてくれよ」
 と言うと
「そうじゃないでしょう」
 と注意された。なるほどここはM性感なのだ。そこで言い方を変えた。
「やめてください」

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