である。ホッ。やっと肛門への攻めが終わった。まいったなぁ、やっぱりオレはMじゃないんだ。そう強く感じた。その他にも顔面騎乗や電気あんまなんてこともやられたけれどもいまいちピンとこない。いや、想像していた時には、かなりいいなと思っていたのだけれども実際にやってみるとさほどではない。むしろ冷めている自分に気がついた。こういう状態になると何をやられても無感動のような感じがする。その証拠にあと10分か20分ぐらいの時点でチンポにローションをたっぷりつけて、手コキをしてもらったのだけれどもまったくチンポが反応しない。射精まで行きつく感じがしないのだ。それでもお姉さんは一生懸命シコシコしてくれる。少し興奮仕掛けて、射精できるかもしれないなぁと思ったときに部屋にある電話のベルが鳴った。たぶん時間切れなんだろう。もう少し長くしておけばよかった。なんだか欲求不満を部屋に残したままオレは部屋を出た。
目標は1つ。射精することである
風俗というのはくせになる。その日オレは家に帰って、再びインターネットで風俗のお店を検索していた。せっかくお金を払って行くんだから、射精のひとつもしてみたい。あれこれ情報収集をしていたけれどもどうもうまくいかない。
そんなことをしているときにたまたま取材で知り合ったD子から電話があった。彼女は普通のOLなのだけれどもアフターファイブはSMクラブで働いているという。そういえば、オレには風俗嬢の知り合いがたくさんいる。もちろん風俗嬢として出会うわけではなく、取材に行った先で知り合ったり、あとオレは雑誌などで自宅の電話も公開しているため向こうから勝手に電話をかけてくるケースもある。これまで、たいていいそういう風俗嬢に対して「お店に行きたいなぁ」と言っていたのだけれども、そういうことを言うと反応は2つに分かれる。すなわち「絶対来ないで」という場合と「ぜひ遊びに来てよ」という反応の2つである。このなかなか興味深い。本企画でも知り合いの風俗嬢の店を訪ねるという企画をぜひやってみたいと思っていた。実はこれまでの原稿読んでいただければわかるのだけれども風俗そのものにいかないオレは店に行きたいなぁとは言っても実際に行ったことはなかった。
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