女の子に化粧されるってけっこう気持ちいい
　まだ、本格的にはスタートしていないというこのコース。僕が実験台でもあるわけであるようだ。というわけで、シャワーを浴びて個室へ。そこへ、女の子が衣装と化粧品を持って現れる。部屋の照明が明るくなって、いよいよ化粧の始まりだ。


　あ、その前にいくつか持ってきた女性用の服を着る。女の子が
「どれにします？」
　と聞くが、好きなものを選ぶというよりは、入るものを選んだほうがよさそうだ。デブな僕に入りそうな服を選んで着用。おお、少しは女の子に近づいたかんじ。で、化粧をしてもらうわけだけど、これって新たな快感だった。ほら、顔を女の子に触られるってこと、あんまりないでしょ。これがいいんだね。相手も顔をくっつけてきて、一生懸命メイクをするわけだけど、ほのかに女の子の香がこっちにも漂ってきて、いい心持ちだ。

　しかし、メイクが進むうちに女の子が笑い始めている。な、なんじゃ。
「あの、少し、ハデにしすぎちゃったかも」
　と言う。さらに、カツラをかぶせて、出来上がり。今度は僕のデジカメで撮影してくれている店長も思わず
「気持ち悪い」
　と言う。うーん、なんだか複雑な気分だなぁ。そこで、鏡を見せてもらうことにした。それを見て、うっぎゃー、と思わず声をあげてしまった。

なんだか母親そっくりだ。
　店長がちょっと用事があるので、プレイを進めておいてくれと部屋を出て行ったっきりなかなか帰ってこない。
「困ったわねぇ。カメラマンがいなくなっちゃったわ」
　と、どういうわけか女装した僕はネエ言葉になっている。女の子も
「先にやっちゃいましょう。体験しにきたんでしょ」
　と僕を攻め立てる。おお、こうして女装しているとレズみたいだなぁ。あ、これはけっこうおもしろいかもしれない。女の子が襲われるってこんなかんじなんだなぁっていうのがよくわかる。スカートの中に手を入れられると、なんだかゾクゾクするぞ。それに脱がされるのもおもしろい。
「やめてください」
　なんて言いながら少し抵抗してみる。するとカツラが落ちたりして、なんだかコントをやっているようだ。

女の子もおもしろがって、
「おら、おら気持ちいいんだろう」
　なんて言いながら、パンツに手をつっこんで、チンコをしごいている。ひえー。なんかもうアソコがビンビンだぁ。気がつけばスッポンポンになって、チンコをしごかれ、アヘアヘしている僕がいた。そして、あっという間に射精してしまった。この間、どのくらいだろう。ほんの5分くらいかもしれない。化粧するのにかなり時間がかかり、プレイであっという間にイッてしまったのがなんとも情けない。
「どうでした？」
　と聞かれたけれど、なんだか初めての体験で、どう説明していいのかわからないが、とにかく不思議な体験だった。そしてシャワーへ行こうとする僕に女の子が「あ、これ使ってください」と渡されたのが、メイク落とし。
　変身しての風俗というのもけっこうおもしろいかも。

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