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風俗情報

 マグロの独白(6)-2
 ボク自身のことで言えば、子供の頃からそういう性癖があることはわかっていたが、それがいったいどういうものかわからなかった。というのも、SMや足フェチなどは日本でも有名だったが、WAMというものの存在さえ知らなかったからだ。それが、インターネットを始めるようになって、ああ、自分はこのフェチ分野なんだっていうことを知った。それまでは、なかなか他人にも言えず、こういう趣味を持つのは自分ひとりなのかと思ったこともあった。
 そんな人数も少ないひっそりしたフェチだから、風俗でそういうお店があるとは思っていなかったのだが、これがあるのである。もちろんWAM専門店というわけではないのだけれど、素人M女専門というお店であった。それが「AppLause」( 03-5960-5910 )。さっそくホームページを見ると、オプションのところにWAMプレイが載っていた。
あったあった。ヨーグルトコーティングである。5000円となっている。けっこう女の子も大変なプレイなんだなぁというのがわかる。説明が気のところには「泥んこ遊びの感覚でM女の体を汚すプレイ」とあって、使用するヨーグルトの量は1000mlとある。これはおもしろそうだ。それにしてもこのネーミングは、「コーティング」というのは頭からぶっかけて、体中ヨーグルトだらけにするというものだ。
さっそくお店に電話をすると店長さんが丁寧に対応してくれた。
取材にうかがうと、チャレンジしてくれる女のコは、2週間前に入店したという女性。話を聞けば、彼女本物のマゾで、これまでプライベートではパートナーがいたんだけれど、それがいなくなってついついこの店に応募してきたのだそうだ。
 さて、場所はバスルーム。全裸になった店長と彼女。

まずは、ドバドバっと女性の頭からプレーンタイプのヨーグルトがかけられていく。見る見るうちに真っ白なオブジェになっていく彼女。どんな感じなのかちょと聞いてみた。
「ああ、なんかみじめになったかんじでとってもいいです」
 と言う。さすがにM女ならではのリアクションか。こういうのもいいねぇ。次々とヨーグルトをぶちまける店長に聞けば、「いーいですよぉ」と一言。もともとヨーグルトフェラというのはこの店長が考えたサービスらしい。なぜ、ヨーグルトなのかと聞いてみたのだが、明確な答えは得られなかった。チョコでもハチミツでもなく、ヨーグルトというところになにかこだわりのようなものを感じだ。考えてみれば白い色と言うのはザーメンのメタファーなのかもしれない。

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