■マグロの独白(14)-4 |
たとえば、僕らはテレビ電話というと、携帯電話が進化した形だと思っていたんだけれど、むしろ電話線ではない、WEBの世界でテレビ電話は実現していくだろう。もちろんインターネットには常時接続していなければならないわけだけれど、音声のコミュニケーションもできることを考えると、電話代なんかよりも安くつくはずだ。僕自身はこのメッセンジャーを体験してから、電話というメディアは終わったなという思いが強い。これは後述するが、それが次世代コミュニケーションツールといわれるゆえんだ。
さて、全般的な言い方をすれば、メッセンジャーは単なる道具に過ぎない。たとえば携帯電話と同じで、それを持っているからといっていきなりナンパできるわけじゃないのである。しかし、覚えているだろうか、携帯電話が普及し始めた頃のことを。それを持っているというだけで意気投合できたし、電話番号も気軽に聞くことができた。もちろん、彼女の家の前から電話をするとか、メールをやるとか、着メロの話で盛り上がるとか。そういうことで、ナンパに利用できたわけである。メッセンジャーもそれと同じで、持っているだけではどうしようもない。
で、結論から言えば、まだメッセンジャーを始めて1ヶ月と少ししかもたたないが、10人ほどの女に会った。うち、5人もとセックスにいたることができたのである。まあ、向き不向きもあるだろうが、とにかく僕にはハマった。うまくいく最大の理由は、まだメッセンジャーというものが、ナンパのツールという認識が世間にないからであろう。それがあからさまにナンパの道具と知られるようになるとなぜか女のコたちは身がまえるし、逃げていく。そういう意味ではメッセンジャーはまだ、女のコたちが無防備だといえる。
で、どんな女のコが多いのかといえば、10代は少ない。多い年齢層は20代から30代。で、企業名を聞くと驚くほど有名だったりする。人妻も多い。いや、メッセンジャーこそ人妻にとって便利なツールといえる。かつて、携帯電話を1人1人が持ったときに、これは不倫の道具に使えるといわれていたが、それは嘘である。電話というメディアには密室性がないからだ。すなわち、夫がいる前で妻は不倫の電話はできない。もちろんかけることもできないがかかってきても困るはずだ。声というのは他人に聞かれているものだからだ。しかし、このメッセンジャーなら、うまくやれば密室性が保てる。パソコンの前にさえいればいいんだし、不倫相手との約束も簡単だ。
このおいしさがいつまで続くかはわからないが、たぶんメッセンジャーは現在、フリーセックス状態。早い者勝ちなのかもしれないぞ。
この彼女もマグロがメッセンジャーで会った女のコ。専門学校に通う19歳だ。
彼女は人妻の31歳。メッセンジャーで話し始めてもう3日目にはホテルに
MSN Messenger Service
http://messenger.msn.co.jp/
メッセンジャーはヤフーなどいくつかの会社がサービスを行っているが、それぞれに互換性はない。それだけに覇権争いは熾烈だ。これはマイクロソフトのメッセンジャー。ウィンドウズとの相性は抜群だ。画像や音声チャットも可能である。