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 マグロの独白(15)-1
乱交の本当の楽しみ方

 「乱交」というと言葉のイメージばかりが先行してしまう傾向がある。実際の乱交は想像の中のそれとはかなり隔たりがある。では、実際の乱交パーティーとはどのようなものであろうか。今回はそれを説明しよう。

 想像と本物の違いはニオイ

 フェティシュな性欲を持つ人たちも大きく分けると2種類に分けられる。それは観賞派と実践派である。ここで言う観賞派というのはあくまでも雑誌やAVなどであって、現実の場へ足を踏み入れて「見る」場合は実践派となる。わかりやすい例でいえばスカトロだ。サラリーマン時代の僕の同僚に自分はスカトロ趣味があると言っていた男がいた。たしかにそいつの部屋に行くと、その手のビデオや雑誌が多数あった。僕はスカトロシーンでオナニーするなんてことが信じられなかったから、マニアが実在することに驚いた。そんな彼が念願のスカトロマニアのパーティに参加するのだという。雑誌でこれだけすごいのだから、現実には見ればもっと興奮するかもしれないと思ったのだろう。で、パーティから帰ってきた彼を僕はさっそく直撃した。

「どうだった、どうだった」

 この問いに対して彼はひとこと、

「ウンコはくさい」

 とだけ言った。そう、そのパーティというのが、バスルームのバスタブで女のコたちに浣腸をして、それを男性たちが浴びたのだそうだ。で、彼も最初のうちは興奮していたんだけれど、周りの客は体に塗りたくったり食べたりしていて、そう言う姿を見ると気持ち悪くなったのだと言う。それ以来彼はすっかりスカトロ趣味がさめてしまった。もっともこういう人は、もともとがスカトロマニアではなかったわけで、そのシーンが過激だということから興奮していたということになる。

「乱交」もこれと同じことが言える。AVで描く乱交のシーンはエロい。しかし、それはプロの女優や男優が演じ、エロい目線でそれをカメラが切り取り、さらに編集でまずいところはカットするから出来上がる映像世界だ。あれが現実だと思ったら大間違いだ。

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