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風俗情報

 休業中の風俗嬢に個人営業してもらった(3)

  性病といえば僕はまったくかかったことないんだよねぇ。こういう仕事をやっているライターはたいてい何度かかかってるみたいだけど、どういうわけか僕はセーフ。だから性病はちょっと遠慮したいな。そう思いながらもメール交換。あ、このメール交換っていうのは、携帯のメールね。最近は電話よりも携帯のメールで会話するんだね。ネットでいうところのチャットみたいな感じで使うんだね。おっさんの僕は携帯のキーを押すのは本当に苦手。最近、老眼なんで、キーがよく見えないのだ。まあ、そこはがんばった。
「性病って、なににかかったの? 職業病だよね」

「クラミジアっす。それが、仕事で伝染ったんじゃなくて、彼氏からなんですよぉ」

 とのこと。ほっほう。ちょっと腰が引けていると、

「手コキだけだったらいいよ。いっさい脱がないけど。それから写真撮るんですかぁ? それカンベン」

 なるほどね。手コキだけか。うーん、まあ、それならいいか。それにしてもすぐにメールが帰ってくる。彼女の年齢は20歳。OLから風俗に転職したこと。勤めている店はヘルスだけれど、先月、性病が発覚して、今は治療中だそうだ。名前はHちゃん。本名なのか源氏名なのかを確認するのを忘れたので、ここではアルファベットで表記しておこう。それから写真については顔を撮らないという条件で渋々OKしてもらった。しかし、裸はNGである。


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