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風俗情報

 マグロが風俗嬢にサービス指導?(2)

実にほのぼのとした雰囲気のお店

 いい天気だった。館林駅に到着。駅を降りると、店長のKさんが迎えにきてくれた。挨拶をする。「すぐなんで」と歩きはじめる。駅前の大きな道をまっすぐしばらく歩き、道を曲がったところに「イメクラ・王様と私」という看板。さすがに大きい。都内のように雑居ビルの中にあるわけではなく、でーんとしたかまえである。

 もちろん店内もかなり広い。それぞれの個室もゆったりしている。というわけで、さっそく取材だ。出てきたのは20歳のGカップの「ヒメノ」さん。おお、やはり東京の風俗嬢と違って素朴なかんじ。少し太めでおっとりしている。胸はとにかく大きい。たぶんそれが彼女の魅力だろう。

 しかし、写真を撮っていると、ちょっとした食い違いが明らかになってくる。店長はヒメノさん自慢のGカップを見せたほうがいいと言うのだが、女の子はNG。くーっ、僕もてっきり女の子の裸が撮れると思ってやってきたんだけれど、このあたりは仕方ないね。よくあることだ。店側としては過激な写真で宣伝したいのだろうけれど、女の子はまったくNGというケースがある。今回もヒメノちゃんは裸はもちろん、プレイ中の写真もいっさいダメだと言う。どこかボーッとしているようだけれど、自分をハッキリ持っている人なんだねぇ。それもまた魅力的。そうそう、風俗の取材をして気がついたことなんだけれど、女の子って店の言われるがままに働いていると思ったんだけど、そうじゃないんだよね。女の子自身が工夫しながら働いているわけだ。それを象徴しているのが、仕事で使うお道具。

 ワイシャツ姿の彼女にカメラを向けながら、お道具を見せてと頼むと、ヒメノちゃんはどたどたと待機室へ行き、カゴを持ってきた。仕事で使うこれらの道具はどれも彼女の私物だと言う。ローションのようなものはいいとしてもおもちゃ系はどうするんだろう。ピンクローターはきっと客がヒメノちゃんに使うのだろう。しかし、手かせや聴診器はどうするんだろうか。

「これは、お客さんの手を固定して、あとこっちで胸の鼓動を聴いて『ドキドキしてますね』みたいに」

 と聴診器をあててそのしぐさをするヒメノちゃん。かわいいねぇ。ってことは、彼女は責めるのが得意ななのかなぁ。

「うーん、どっちも大丈夫ですよ」

 とはいえ、けっこうM系の客が多いのだろうと思った。本当に責めのうまい女の子ってなかなかいないからなぁ。やっぱ、好きでないとね。

「じゃ、マグロは文字通り、マグロな客でいきますね」

 そう言いながらプレイの準備。店長さんが、

「それでは、こちらでお待ちください」

 と個室に通される。都内のように薄い壁で仕切られた狭い個室ではなくかなり広々としている。どのくらいの広さかといえば、都内の狭いラブホテルと同じくらいとでも言えばいいだろうか。数分待たされて、ヒメノちゃんが入ってきた。


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