噂には聞いていた方だったが、なにしろ初対面だったので人見知り屋の松本晶には話が引き出しきれなかった。とりあえず、小１時間ほど時間を頂き「次回もっと突っ込んだ話とか面白い題目で話ししようぜ」と言われインタビューさせていただきました。

　Ｊ氏の印象：予想していたより男前ですぜ。ＩＣレコーダーでは少々拾い難いお声の持主ではあるが、人を信頼させるような声・喋りだったと僕は思う。見た感じは、『ファーストフードのバイト全員から頼られる店長さん』といったところだろうか。

風俗偉人ミスターJ氏の近影

「今この店って業界全体でみたら…」
Ｊ氏の現状況：渋谷某ヘルス店店長（僕が居たＳＭクラブ『Ａ』の有名系列店）

松：今のこのハコ業界全体でみたらかなりイイ方ですよね。ご謙遜なさるでしょうから、僕が言わせてもらっちゃいますけど、これだけ女の子揃えられて雑誌に出せて回転していて深夜営業やってないって珍しいですよ。

僕の市場調査：都内のなんとか客入っている店舗型ヘルスの大部分が朝４〜５時まで営業している。イイ女の子がいても需要と供給がかみ合わない為、「イイ女の子がお茶引き捲りに見兼ねて退店・バックレ多発」「お客きた頃にはブーばっか」とかよくある話。カワイイ女の子ばかりで、最低賃金２万前後くらい持って帰らせるのも大変な時代なのです。

月あたり１，５００人来てるって大したモンですよ。だからってランニングコストはいろいろと掛かるでしょうからねえ。公告料、ルーム代…、そういえば、そちらの店部屋を１０前後抑えてるって聞いてましたけど大変でしょう？　今の段階でも、ルームひと部屋解約しようかどうか悩む数字ですよね。（多分家賃１０万位でしょうな）

Ｊ：う〜ん、確かに。でも、いつイイ子入って急に勢い付くかわからないしねえ。現に、今ひとり風俗誌の表紙レベルのコが入ってイイ感じになってきてるからね。うちみたいな大バコの場合って多少数字落ちても新規にフリーでイイ子付けてれば戻りもあるし、口コミで広がるから膨れるしね。

松：ほほう、ボチボチ客入ってる店のスタッフさんは皆さんそう言いますよね。

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