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――お客さんとセックスしてるときって何を考えてるの?
A、B、C、E 特に何も考えてないけど、さっさと終わってほしいなぁって。
D 途中でお客さんがインポになって使いものにならなくなったときなんかは、心の中で超超ラッキーって思っちゃうわ。それでもチップはもらえちゃうから。
――好きな人とお客さんとのセックスでは、やっぱり感じ方は違う?
A お客さんでは感じないよぉ〜。好きな人とだとすごく幸せだけど。
D お客さんとのセックスはドブに入るようなもの。恋人とのセックスは花の中に埋もれるようなもの。
一同 そうそう。
それでも日本人が好き?
――これまでに仕事をしてきて、日本人男性のどういうところが好きで、どういうところが嫌いですか?
A、B、C 85%ぐらいの人は性格もいいし礼儀正しいし、そういうところは評価できるし好きなところでもあるわ。
D、E もうとにかく日本人のおじさんの口の臭いのがイヤ。その状態でべろべろ舐められるのはつらすぎるわ。あと、シャワーを浴びない汚い状態でセックスしようとする人にはガマンできない。汗臭い状態のセックスなんて最悪。あと・・・・・・(えんえんと続くので割愛)。
――では最後に日本人男性にメッセージを!
A、B 私を探してぇ〜。私にぜひ会いに来てねぇ〜。
C もっとタイに来てくださいね。タイの女性はとってもかわいいですよ。
D すてきなあなた、私に顔を見せに来てね。
E 清潔にして、指をアソコに突っ込まないで、心おおらかにして遊んでくださいね。
(G−ダイアリー 7月号掲載)
このホステス5人のなかからさらにふたりのホステスに、タニヤで働く理由を詳しく聞かせてもらった。「東南アジアの風俗嬢、イコール、貧困」という図式は若い世代では崩壊しつつあるも、たまたまお年を召した(32歳)ホステスだったのでちょっと波乱に満ちていた。『お客さんとのセックスはドブに入るようなもの。恋人とのセックスは花の中に埋もれるようなもの』。という名言を残したDちゃんの人生である。
ホステスに歴史あり 私はこうしてタニヤ嬢になった
○ Dちゃんの場合 過去に2回結婚。そして離婚。娘と息子がいる。
目鼻立ちのはっきりした彼女。大きな瞳で相手を捉え、じっと見つめて離さない。これにドキドキしちゃう人は多いんではなかろうか。スレンダーな体型はふたりの子持ちにまったく見えない。一度話すとなかなか止まらない彼女。彼女の波乱に満ちた人生は一度目の結婚から始まった。
「夫は銀行員だったんだけど、家に生活費をまったく入れてくれない人だったの。さらに夫の姉の子供の世話も私がしなくちゃいけなくて、とにかく毎日がハードだったわ。だんだんそれに耐えられなくなって、子供を置いて家を出ようと思ったんだけど、自分のおなかを痛めて産んだ子でしょ? 放っておけなくて一緒に連れていくことにしたの。それからしばらくして離婚に応じてもらったわ」。
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