■『6千円でできるかな 〜マッサージパーラー編〜』(3) |
(この子は1981年生まれだぞ!)
「俺が選んだ女の子は1981年生まれのオームちゃん。
IDカードをチェックしたから22歳っていうのは本当だと思う。サバ読むのが当然の業界だけど、オームちゃんは正真正銘の22歳!
タイの東北地方出身でお金をためるために大学は休学中なんだって。田舎の母親に仕送りしてるって言ってたよ。ま、こういう身の上話は話半分で聞いたほうがいいよね。貧乏が武器になることを彼女たちは知っているから。
あ、ちなみにこの日、友達のヨシオと一緒にエビータに行ったんだけどヨシオが選んだのはバンコク出身の19歳大学生ノイちゃん。あとで知ったんだけどエビータって女子大生率が高いんだって。バンコク出身で水商売をしている子はだいたいお小遣い稼ぎだって言われてるよね。しかもオームちゃんもノイちゃんも大学生なのに英語がほとんど話せなかったんスよ。ほとんどタイ語で会話。キャリアがあると英語もできるようになるから、ふたりとも働き始めて間もないのかもね」
あ、ども、ライター竹野内です。ヒロシの話が長そうなので登場しました。
で、女の子をヒナ壇から選んだヒロシはオームちゃんたちとまずラウンジでビールを飲んだそうです。このラウンジはどこのマッサージパーラーに行っても必ずあります。で、そのあとフロントで部屋のキーを受け取り1700バーツを支払い部屋へと向かいました。この間の会話は「どこから来たの?」「観光? 在住?」「(観光だとしたら)何日間いるの?」とまぁ、基本的なものだったそうです。
そして部屋へ入りふたりきりになると飲み物をすすめられましたが、ヒロシはすでにラウンジで飲んだこともあってパス。オームちゃんはそれを聞いてすぐに
バスタブにお湯をため始めました。部屋は12畳くらいあってバスタブのほうはタイル張り、ベッドはダブルでほかにソファがついていたとのこと(写真参照)
基本的なつくりは日本のソープと同じ。ただ、バンコクのほうが全体的に部屋が広いといえましょう。
以前ならこの『湯だめ』を湯だめ専門のおばさんがしていましたが、そういうところも激減し、女の子がするようになりました。
というわけでヒロシの話の続きをどうぞ。
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