第1回/ピンサロ店の「ギャル管理法」
都内某人気ピンサロ『M』。その人気を支えているのが店のギャル管理法だ。
これは以前『M』に在籍していたYちゃんの証言。
「『M』は、入店時の面接で、女の子をA、B、Cの3ランクに分けるんです。で、ランクによって一日の給料の最低保証額に差をつけるの。Aは2万2千円、Bは2万円、Cは1万8千円って」
このランクは、あくまでもルックスだけに基づく。入店後、指名を多く取れるようになれば、CからB、BからAといった昇給も可能だ。逆に、AからB、BからCに降格する場合もある。だから、女の子は頑張って働くのだが…。
「入店時にBランクだった私は、Aランクになろうと頑張りました。でも、結局昇給できなかった。それどころか1日の給料がBランクの最低保証額2万円を割ることもありました」
それは『M』に罰金制度があるからだっだ。例えば、一日に30人の客につかなければ、給料から2千円引き。また、生理の日以外は、客の前でパンティを脱がなければ2千円引き。
「一日30人のノルマは意外に楽勝です。『M』は花びら2回転プレイをやっていましたから。指名は取れなくても、花びら2回転目でコンスタントに客につけば、それだけで30人のノルマが達成できるんです。実際に私は、いつも指名で7〜8人、花びらの2回転目の子として24〜25人の客についていました。でも、それを店員が数え忘れて、35人の客についたのに、『28人しかついてないよ』と罰金を取られることがよくありました」
女の子が働くお店としては『M』は最悪。でも遊ぶ客にとっては最高のお店というわけだろう。
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