女のコを写真で確認できる、という一般の風俗と同様のメリット以外に挙げられるのは、何と言ってもラブホでプレイできる点である。

「デート気分でホテルまで同伴できる」（それは正直ほとんど期待できない。ほとんどのホテヘルはラブホから歩いて１分かからない場所に店を構えているからだ）「お風呂を使ってラブラブ気分を味わえる」「部屋が広い」などのメリットがよく風俗情報誌には書かれているが、それはあくまで付加的なメリットであろう。

　僕的な見地から言わせていただくと、一番のメリットは「完全密室の個室で２人っきりになれる」、コレに尽きるのである！　つまり口説き放題ってことじゃないか！
　恋愛好きな僕にとってはこの上ないナイスなシステムなのだ。

　だって、普通のハコ型風俗って、会話が筒抜けっぽいじゃないですか。電話番号を聞く時なんか、すごく小さい声で聞かなきゃならない。もし、受付に漏れ聞こえたり、未遂にでも終わった日には、お店の人が飛んできそうじゃないですか！　自慢じゃないが、こう見えて僕はめっぽう気が弱いタイプなのだ。

　ってことでさっそくこのホテヘル、池袋にある「Ｃｈｒｉｓｔｙ」に行ってみた。「さっそく」とは言っても、たまたま所見で行った店が「ホテヘル」だっただけなんだが……実は。

　とにかく、この日は抜きたくて抜きたくてしょうがなかったのである。投稿系エロ本のネームを書きまくる、といった仕事を徹夜でこなしてもやもやしていたのだ。だって、ネームを書く時点では局部の消しも目線も入ってだもん。そんなのばっか見ながら「凌辱」とか「アクメ」とか「露出」とか延々書いてるんですよ。もう勃ちっぱなし！

　で、どこでもよかったんで、とりあえず北口にある風俗情報ステーションに入ったのである。そこで「オススメ」って書いてあって、割引チケットを取ってきて電話しちゃっただけなのである。　

　話が横にそれてしまった。軌道修正しよう。ってことで「Ｃｈｒｉｓｔｙ」に行ってきたのだ。

　池袋パルコから明治通りに沿って、六ッ又交差点に達する手前に池袋・風俗スポットがひとつ、そこに「Ｃｈｒｉｓｔｙ」はある。

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