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風俗情報

 ナンパラ(池袋)(4)

 彼女とはナンパラが入っている雑居ビルの前で待ち合わせた。台湾エステの呼び込みのネエチャンがその5分くらいの間、「ノンノン!」(なんでフランス語?)と断り続けているにもかかわらず、しつこく「どう? どう?」と勧誘してくる。彼女とおちあって、ようやく勧誘をあきらめてくれた。

 ナンパラが入っている雑居ビルより、もう少し駅側にある、今流行りの外見はゴージャスそうだが、味と価格はリーズナブルな蕎麦屋風の居酒屋に入る。

 健全な会話のオン・パレードだった。何を話したかほとんど憶えていない。多分、お互いの職業の簡単な紹介とか、好きな音楽とか、そんな程度? 一つだけ鮮明に憶えている彼女の台詞は、

「一応1時間越えるんだったら追加料金欲しいんだけど……」だけである。

 そんなの聞いてないぞ! ホントに素人? 結局、この日はメールアドレスだけを交換して別れた。

 その後、メールはけっこう頻繁に送信されてくる。おそらく真面目にじっくりと攻めたら付き合うことはできるという見立てである。そしたらSEXもできるだろう。でも、そこまでの労力を費やすほどのパワーもみなぎってこない。そもそも僕はまだ、彼女の名前も知らないのだ。プラカードに書いてあった、源氏名さえ忘れてしまったのだから。

 気に入った女のコをゲットできたなら、かなりリーズナブルと言えるが、その可能性はテレクラをホンの少し上回る程度の確率と言って良い。、さらに、「Tu−ba」ほど援交率も高くないようなので、SEXを最終目的とするのならこの値段はけっこう微妙かもしれませんな?


清潔度:★★
ルックス度:運次第
タッチ度:なし
トーク度:★★★
お値段度:★★★★
疑似恋愛度:★★★
店員の態度:★★★
やみつき度:運による

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