ふーん、OLかぁ。そう思うと少し価値があったような気もしてくるから、男というのはバカなものだ。
「じゃあ、また来るね」
そういってプレイルームを出る。でも、たぶん、もう来ない。
出てから時刻をチェックすると、8時18分。こっそり隠し撮りしたデジカメ画像のタイムスタンプで確認するとプレイルームに入ったのは7時42分頃。やっぱり40分も経ってないじゃないか。タイマーのセット時間自体もずいぶん短くしてるわけだ。
これがお店の方針なのか、Jちゃん個人の作戦なのかわからないけれど、いい気分のわけがない。すごく損した気分になる。こういうセコイことされると、冷めるんだよな。
料金も高めで、キスなし、ゴムフェラ、受身なし、しかも早上がり。今どきこれでよくやっていけるなぁ。老舗の名前と、許可店という安心感で固定客をつかんでいるということなのだろうか。
リフレッシュの息抜きのつもりが、逆効果になってしまった。んー、ここはメシでも喰って景気づけするか。「S」のすぐ隣の洋包丁へ。カウンター形式のキッチンで、僕は昔からずっと通っている。いつもボリューム満点の肉野菜炒めに生たまごがのったスタミナ焼定食を食べるのだが、今日はなんとなく、からし焼肉+メンチカツのセットにする。からし焼肉はコショウで辛みをつけているのが珍しく、これがかなり辛くご飯が進むのだ。この店は、テーブルにごま塩が常備しているのも嬉しい。わしわしと肉とご飯を喉の奥に放り込む。ああ、うめえ、うめえ。
安くてうまい、が高田馬場の店の特長だと思うのだ。そういう意味からすると「S」は、高田馬場らしくないんだよなぁ。あれが高田馬場を代表する店だとは、思われたくない。
ルックス度 ★★★
癒され度 ★
清潔度 ★★★
テクニック度 ★★
お値段度 ★
やみつき度 ★
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