|
|
Jちゃんの舌は、スルスルと進んで下半身へ。フクロのあたりをペロペロ、そして半勃ちのところでゴムをつけられる。ああ、ゴムフェラなのか。そうだ、昔のファッションヘルスはゴムフェラの店も多かったんだっけ。
ゴム越しでは、舌の感触も半減…というほどでもなく、それなりに気持ちよく、ちゃんと勃起してきた。しかし、Jちゃんのフェラはいまひとつ単調。どうもねっとり感に欠けるのだ。快感を与えるというよりも、さっさと抜いてしまおう、というようなハードフェラ。
女の子にあまりテクニックが期待できない時は、こっちが責めて楽しむことに決めている。フェラが下手な子でも、感度がよくて反応が激しければ、それなりに楽しめる。
まずはフェラされながらも、手を背中の方へ伸ばして、サワサワと指先でフェザータッチ。
「あ、ん…。上手ですね」
Jちゃんが、ほめてくれる。当然お世辞だろうが。
「ねぇ、オレが上になって責めていい?」
「え? うーん、でも時間ないから」
時間がない? 30分ならいざ知らず、45分ならそれくらいの余裕はあるはずだけれど。
「45分っていっても、シャワー浴びたりとか、そういう時間を入れると、エッチできる時間って短いんだよね」
いや、それ含めても45分なら、それなりに色々できると思うのだが。僕のこれまでの経験から考えても…。
なんだか急にやる気がなくなってしまった。もういいや、すぐ抜かれちゃおう。でも、ま、せめてアソコは拝みたいということで、シックスナインを所望。クンニ好き派としては、まったくアソコを舐めずに終わるのは残念すぎる。
こじんまりとした佇まいの花びらに舌を伸ばし、チロチロ舐めまくる。
「あっ、気持ちいい…」
Jちゃんはそれなり声を上げるが、なんだかウソくさいような気もして、それほど楽しめない。でもシックスナインだと、すぐにイッてしまうのはマ○コ好きの性か(笑)。
で、ゴムの中に発射。
終わった後、Jちゃんは軽くキスしてくれた。キスNGと言ってたから、これは少しだけ嬉しかった。
この時、タイマーが鳴った。え、本当にこれで45分コースなの? そんなにプレイ前にしゃべってたかなぁ。まぁ、時間の感覚というのはアテにならないものだからな。
さっとシャワーを浴びて、着替える。Jちゃんが名刺をくれた。出勤は月曜の遅番と、金曜の早番の2日だけと書いてある。
「実はOLなんですよ」
Jちゃんが言う。
「OLって給料安いから、とても生活できないですよ。みんな結構水商売のバイトとか、やってますよ。言わないけど風俗やってる子もきっと多いと思う」
[前のページへ] [安田理央TOPへ] [次のページへ]
Copyright(c) 2003-2004 YABOU NO TEIKOKU All rights reserved.