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風俗情報

 『高田馬場さかえ通り』(3)

 Jちゃんの舌は、スルスルと進んで下半身へ。フクロのあたりをペロペロ、そして半勃ちのところでゴムをつけられる。ああ、ゴムフェラなのか。そうだ、昔のファッションヘルスはゴムフェラの店も多かったんだっけ。
 ゴム越しでは、舌の感触も半減…というほどでもなく、それなりに気持ちよく、ちゃんと勃起してきた。しかし、Jちゃんのフェラはいまひとつ単調。どうもねっとり感に欠けるのだ。快感を与えるというよりも、さっさと抜いてしまおう、というようなハードフェラ。

 女の子にあまりテクニックが期待できない時は、こっちが責めて楽しむことに決めている。フェラが下手な子でも、感度がよくて反応が激しければ、それなりに楽しめる。
 まずはフェラされながらも、手を背中の方へ伸ばして、サワサワと指先でフェザータッチ。

「あ、ん…。上手ですね」

Jちゃんが、ほめてくれる。当然お世辞だろうが。

「ねぇ、オレが上になって責めていい?」
「え? うーん、でも時間ないから」

 時間がない? 30分ならいざ知らず、45分ならそれくらいの余裕はあるはずだけれど。

「45分っていっても、シャワー浴びたりとか、そういう時間を入れると、エッチできる時間って短いんだよね」

 いや、それ含めても45分なら、それなりに色々できると思うのだが。僕のこれまでの経験から考えても…。
 なんだか急にやる気がなくなってしまった。もういいや、すぐ抜かれちゃおう。でも、ま、せめてアソコは拝みたいということで、シックスナインを所望。クンニ好き派としては、まったくアソコを舐めずに終わるのは残念すぎる。

 こじんまりとした佇まいの花びらに舌を伸ばし、チロチロ舐めまくる。

「あっ、気持ちいい…」

Jちゃんはそれなり声を上げるが、なんだかウソくさいような気もして、それほど楽しめない。でもシックスナインだと、すぐにイッてしまうのはマ○コ好きの性か(笑)。
 で、ゴムの中に発射。

 終わった後、Jちゃんは軽くキスしてくれた。キスNGと言ってたから、これは少しだけ嬉しかった。

 この時、タイマーが鳴った。え、本当にこれで45分コースなの? そんなにプレイ前にしゃべってたかなぁ。まぁ、時間の感覚というのはアテにならないものだからな。
 さっとシャワーを浴びて、着替える。Jちゃんが名刺をくれた。出勤は月曜の遅番と、金曜の早番の2日だけと書いてある。

「実はOLなんですよ」

Jちゃんが言う。

「OLって給料安いから、とても生活できないですよ。みんな結構水商売のバイトとか、やってますよ。言わないけど風俗やってる子もきっと多いと思う」

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