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  『お花見乱交』(3)

上半身を裸にされてぷるぷると震える胸。副社長が私を突くたんびに体を支えている桜の木が揺れて、はらはらと花びらがこぼれます。まるで季節外れの雪の中でしているようです。と、真理さんにフェラされている滝沢君と目が合いました。絡み合う視線。好きなのに、ずっと何も言えなかった私。その上副社長にはこんなに恥ずかしい格好をさせられて感じてしまっている……(滝沢君、こんな私を見ないで。いいえもっといやらしく私だけを見つめて)次の瞬間私は何を思ったか、できるだけセクシーなまなざしで挑発するように彼を見、一際大きな声をあげました。「ああっ!いっちゃう!!」

そのうちに周りで飲んでいた見知らぬ会社員や学生さんたちも加わっての「お花見乱交」になっていました。暖かい春の風が素肌をさらさらと滑っていきます。開放感に満ち溢れ、なんて気持ちが良いのでしょう。

入社から一年。異様に仲がいい会社だとは思っていましたが、こういうことだったのですね。

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