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  『スノーボード』(2)

私はY君の肩に両手を伸ばしてじっと目を見た。そして言った。「私のこと、好き?」「好き……です……」途切れ途切れ言った。Y君の頬は今きっと真っ赤だろう。私は年下でも男らしい男が好きだったはずなのに、なぜか目の前にいる大きな?子犬のようなY君が可愛くてしょうがなくなった。ぎゅっと抱きしめてあげたいと思った。そしてそうした。 

グレーのセーターごしにY君の胸の鼓動が聞こえる。それから顔をあげて両手で頬を包んでできるだけ優しくキスしてあげた。抵抗しないので、下もちょろっと入れてみた。

「はぁっ」なんだかせつない溜息をつくY君。もしかして……そろそろとY君の足の間に手をやる。案の定Gパンの中でY君のそれは窮屈そうにしてた。キスだけでもこんなに感じていてくれるんだと思うと嬉しかった。そろそろとファスナーをおろす。「あっ、先輩」「大丈夫、このままじゃ眠れないでしょ?」Y君のペニスを下着から取り出した。硬くなり、上を向いて、ちょっと右に反っている。「ふふ、大きいのね」Y君は恥ずかしそうに目をそむけた。私はそれを両手でそっとにぎり、一番上の所にキスをした。

Y君が「ふうっ」っと溜息をつく。かわいー。私は俄然やる気が出てしまった。上の部分をペロペロと、まるでおいしいアイスクリームをなめるようになめてみる。ペニスの表も裏も抜かりなくぺろぺろ。縫い目は特に念を入れて。Y君の顔がゆがむ。それがおもしろくていとおしくて私は調子に乗った。時々口をすぼめて吸い付く。できるだけ音がしないようにしても、ぴちゃぴちゃという音が響く。もう周りに聞こえちゃってもイイや、Y君のためなら。私はそんな気持ちになっていた。右手は口の動きに合わせて、ゆっくりと、そして徐々にスピードを上げて上下する。ものの数分でY君の先からは白濁した液体が飛び出し、私は喉を鳴らしてそれを全て飲み込んだ。出てきたところもしっかり吸ってあげた。「ありがとう……ございました」Y君がつぶやいた。まったくボール出しの練習が終った後じゃないんだから。でもま、カワイイからよしとするか。丁寧にティッシュで吹いてあげたあと、私はY君の耳元でささやいた。

「お礼に明日はつきっきりでスノボー教えてネ」

楽しい旅行になりそうだった。

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