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  愛すべき女性たちとの対談(1)-3

杏奈 そうですね、初めて聴いた人は少しビックリするかもね。「まあまあ、こんなにクリちゃんを大きくしちゃってえ」「おまんこ触って欲しいの?」とかよく言いますネ(←恥ずかしがりながらもかなり取材に積極的)
ゆり ほとんど女性に対して、男性が言うのと一緒ですねえ。でもなんで女性扱いされたいんですかねえ。
杏奈 キレイなものが好き、男としての自分にあまり自信がもてない、本当は身体のつくりが違うだけで自分を女だと信じて疑わないなどなどいろんな理由があるみたいだけど、とにかくそうされることで身体がうずいちゃうみたいねえ。
ゆり 好きなこと、好きなものって結局理屈じゃないですもんね。ただ、そうされたい。そうしたい。
杏奈 あと「キンタマω」という単語も、女装しててもわざと使いますよ。例えば「あらぼうや、もうキンタマあがっちゃってるわよ(射精が近いということ)」、な〜んちゃってね。すると洋子ちゃんなんかは「ああん杏奈お姉さまぁ、洋子にキンタマなんてついてませええん」「キンタマなんていわないで」「洋子って呼んで」とか言って恥ずかしがりますね。
ゆり ωがついていることが、女装する男性には恥ずかしいのでしょうか?女性には無いモノだからかな?他にはどういう風に言ったりしますか?
杏奈 う〜んと「ほぉ〜ら、こんなにかたくなっちゃってぇ」「本当にインランね、こういうことされたかったんでしょ」とか言って攻めますね。
ゆり 言葉攻めにもいろんな種類があるんですよね。(問診表を見て)アッ、さっき言ってたパターンてコレか!「優しくてカワイイ言葉攻め」、「いやらしくてHな言葉攻め」、「辱しめられる言葉攻め」、「女王様チックな言葉攻め」の4タイプもあるぅ!!
杏奈 そうなんです。お客様にその中から選んでもらって、そのご希望によって内容や口調や語尾を変えたりします。ただこれらはあくまでそのタイプの言葉攻めの割合が高いというだけであって、それぞれが重複したりもするんですけどね。
ゆり 一言で言葉攻めって言ってもバリエーションがいろいろあって、奥深いですよねっ。選べるのはいい。お客様もコレなら安心して楽しめますね。
杏奈 全体的なプレイ内容にもいろいろあるんですよ。「痴女系」、「お姉さま系」、「SM系」……。それと「ラブラブ恋人系」。でもコレなんかはお客様によっては怒って鉛筆で塗りつぶしちゃうヒトもいる。
ゆり へえ〜っ。どういうことかな?
杏奈 杏奈様は「恋人」のように下賎なものではない!!とか言ってくださるんです。
ゆり 「恋人」は下賎なのか(笑)。きっとここで働いている女のコはみんなお客様にとって神聖なものなんですネ。ある意味教祖様みたいですね。 
杏奈 そんなたいそうなものじゃないですけどね(かわいく照)。わたしたちはただお客様に喜んで欲しいだけですから。昔この店ではM性感とヘルスを併存させていた事もあったんだけど、そういうこともあってか全然お客様が入りませんでしたね。
ゆり たくさんサービスがあるのも考え物なのねん。
杏奈 そうですね。きっとヘルスのサービスをもすることによって女のコ達とお客様の上下関係が、どっちつかずになっちゃったんです。
ゆり M性感はまさに精神の遊びの要素が多いだけに、関係性がきちっとしてないとダメなんですネ。 
杏奈 中途半端はダメですよね。
ゆり ふうむ(゚Å゚)。ところで働いている女のコのコスチュームが、ナース服にほぼ限られているというのも興味深いですよね。「お注射しちゃうぞ」「いやああん、どこに?そんなふっといのん♪」てへっ(もけクリ思い出して一人ボケ)。
杏奈 ランジェリーってのもあるんですけどね。やはりナースを希望される方が多いです。 
ゆり なんでだろう?コスチュームなんてたくさんあるのに……。
杏奈 やっぱりM性感もSMの一つの形で、SMに看護婦やお注射はつきものですからネ。診察、診察♪(←嬉しそう)

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