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テレクラナンパ道

テレクラナンパ道

テレフォンクラブとは?

まず、はじめにテレクラの歴史から語ってみよう。

日本で一番はじめにテレクラが出来たのは1985年、新宿歌舞伎町にアトリエキ

ーホールというお店が出来たのが最初だ。

この頃のテレクラというと、ほとんどの店でサクラを使っており、まともな女の子

がテレクラに電話を掛けて来ることはまずなかった。

しかし、翌年の86年にNTTの伝言ダイヤルサービスが始まり、一気に電話がナ

ンパメディアへと墜ちていったのである。

そして、注目されていったのがテレフォンクラブである。

テレクラにも次第に普通の女の子達が電話を掛けて来るようになり、サクラを使わ

ずに店の経営が成り立つようになったのである。

だが、新規テレクラ店にはまだまだサクラも多く、やはり、はじめてテレクラ店に

行くなら老舗のお店をお奨めする。

現在のテレクラは、おおまかに分けて3種類に分類される。

関西で一番多いのが「早取り」と言う方式の店だ。

この方式は電話のフックボタンやパネルボタンを、電話が鳴り次第連打して一番早

く反応した者が電話に出ることが出来るという物である。

ということは、反応の早い人や若い人には得なシステムだといえるだろう。

しかし、店によっては(ほとんどの店かも?)部屋毎に電話のとれる頻度が違うと

ころがある。(1つの回線を何個かの電話で共有しているため)

こうなると反応が早い人でも回線優先度の低い電話だと全然話にならない。

だから、この方式は一種の運とあきらめが必要だ。

もし、最低の部屋に入ったなら、今日はもうだめだと早めにあきらめて、誰かが保

留してくれたおこぼれ狙いに徹するしかない。

逆に、最高の部屋だとジャンジャン電話が取れるので即アポ、即ハメが出来る、外

から掛けてくる女の子狙いで、その他の電話は、なるべく最低の人の為に保留して

あげよう!

まあ、どうしても良い部屋に入りたいのなら、その店に通い詰めて、すべての部屋

をチェックして最高の部屋を見極めたうえ、店の人と友達になり、その部屋に入れ

て貰おう。

次に多いのが「取り次ぎ」という方式だ。

この方式は文字通りテレクラ店が各個室の客に電話を取り次いでくれる。

掛ける側(女性)と受ける側(男性)のニーズをテレクラ店はある程度、前もって

聞いてくれるので(例えば年齢とか)、そこそこ女の子とは話が進むし、店が電話

を管理しているので、いたずら電話が早取りと比べて極端に少ない。

取り次ぎという方式は、なぜか関西よりも関東の方が多いように思う。

やはり、関東の方がシステム的に進んでいるのかもしれないし、客のニーズをちゃ

んと取り入れている店が多い。

関西の店も、昔からの方式に固執せず、客のニーズにあわせたシステムをどんどん

導入して欲しい。

取り次ぎ方式の良いところばかりを述べたが、欠点もある。

店は客を確保するために若干のサクラを使っている。

これは、現在どれくらいの電話が掛かっているのか客にはわからないため(着信数

がわかると電話が取れなくても安心するもの)、店は早めに客へ電話を取り次いで

やらなければならないからだ。

あと、心情的な問題で、店の定員は常連の客に上質な電話を取り次いで、いちげん

風な客にはサクラを取り次いでしまう可能性がある。

この方式も、とことん通い詰めて常連になり、店の店員と親しくなるのが得策とい

えよう。

最後に、「電話転送」方式を説明しよう。

テレクラに行くのは面倒くさい人や、テレクラに行きたくても、遠くて行けない人

などの為に、テレクラ店が客の指定した電話先にサービスを転送してくれる。

このサービスはツーショットダイヤルとほとんど同じで、まずテレクラ店に銀行振

込など料金を支払って店が支払いを確認してから始まる。

数年前まで、このサービスを実施していたテレクラ店は結構多かったが伝言、ツー

ショットダイヤルが登場してからはだんだんと衰退していき、現在、実施している

店は少ない。

以上、テレクラのシステムをざっと紹介したが、まだ、他にもあるという方は末森

までご連絡いただきたい。  

 

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