毒島平八の“屋根裏の散歩者”（１）

■ジャンル　韓国大人のパーティ
■料金　　　1万5000円
■コピー　　韓国新人娘　　大人の部屋

　ある程度の裏フーゾク遊びをしてくると、日本人以外の別の国の女性とセックスして遊びたくなる。一体、どんなお味がするのか興味シンシンだ。そこで、夕刊Fの三行広告の中から「韓国大人のパーティ」に潜入。
　場所は高田馬場である。実は「韓国大人のパーティ」は2回目。
　この手のパーティは韓国人が多く住む新大久保に集中しており、高田馬場というのは珍しい。高田馬場は学生の街である。だから学生風の素人ぽいコが多いのではないかと推測をしてみた。
　夕方6時頃に新聞を片手に持ち、電話で店に確認してみる。
「これから遊びに行きたいんだけど。今、何人、いるの?」
「今でしゅと、3人でしゅ」
「3人しかいないの!」
「お客しゃん、美人でスタイルのいいコがいますです。絶対に損はさせませんから」
必死になって、店に来てもらおうとアピールする店員。
　電話の応対はまあ悪くはない。ここで、あやふやな返事をする店ならヤメた方がいい。
　それに、日本語のイントネーションと文法のズレが妙に好感をもてた。
　彼に指示されたJR高田馬場駅へと出向き、さかえ通りへと入る。
　ここら一帯はピンクゾーンでファッションヘルス、キャバクラ、韓国エステが派手な看板を出して立ち並ぶ。といって、横には定食屋やラーメン、居酒屋などもあり風俗店ばかりでもない。さかえ通りから路地へ入り清水橋方面に足を進める。

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