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 人妻を連れ出しパーティ(2)

 さらに歩くと小さな公園が道の脇にある。夕方6時ごろで学校帰りの女子校生がブランコの側で何人か集まって喋っていた。この公園の周辺にもこじんまりとしたラブホテルが2軒ほどあった。さてマンションは公園の横にあった。オートロックのような最新のでなくエレベーターはあるが5Fまで階段で上がった。教えられた一室を訪問。
 部屋のチャイムを鳴らすと、ムッと現れたのは目鼻立ちのハッキリした20代後半の女性。どうやら彼女が店長らしい。小太りで八百屋でも100円に負けろといいそうな感じだ。Gパンの太ももがはちきれんばかりで白のトレーナーを着ていた。
「先程、電話した者ですが」
「あっ、はい。システムは電話で申しあげた通り60分、パーティ会場にいることが出来ます。それで、お客さんが気にいった子を見つけて、その後のデートを交渉してもらいます」
「援助交際ですか?」
「いえ、大人の付き合いです。デートするにはお金がかかりますでしょ」
カン高い声で女の店長はまくし立てた。
 2DKのマンションを借りており、受け付けはキッチンの隅に椅子が2つ置いてあるだけ、パーティルームはカーテンで仕切って中は覗けなかった。
 玄関には女ものの靴、ブーツが並べられ4名ほどいるのが分る。
ちょっと俺が考えている時にカーテンの横から20代の若い女性がグラスを置きに顔を出した。ピンクのセーターに白のミニスカートから、すらりと伸びた脚が目についた。
 すぐに奥に引っ込むと、店長はまってましたとばかりに説明をする。
「今の子は、19歳でカラオケデートをして帰ってきたばかりなんですよ。ここに来るのも始めて」
「はあ、そうですか」
俺の煮え切らない態度に業をいやしたのか
「で、どうします? 遊んでいきますか?」
まったく、もう少し優しく言えないのか。はいはい、遊んでゆきますよ。こうして前金を払い、奥のパーティルームへと通された。

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