『高田馬場』 Date: 2003-04-17 (Thu) 
 ドラゴン今中の「夕やけ風俗少年」VOL.4
  
 ある雑誌の企画から参加依頼がきた。「風俗本番選手権」要
は本番NGの店に行き、そこの姫に挿入を遂行してこいと言う
内容だ。まぁ企画自体はありがちで目新しさは微塵も無いのだ
が、タダで風俗に行って遊べるという下心からOKした。
 この企画は一人が計3軒の店舗に行き、各参加者が本番でき
た回数を競い合うものだが、三店舗の中の一軒だけは指定姫制
度となっていて、雑誌が選択した女の子と一戦交えなければな
らないのだ。
今回指定されたのは高田馬場にある××と言う店のS子嬢(21
歳)。風俗情報誌にもバンバン顔が出ていて、その店一押しと
いうのがよくわかる。当然ながらルックスもスタイルも写真で
見る限りはカワイイ。だけど、ちょっと待ってくれ。これだけ
雑誌に掲載されているような娘だったらそれだけガードも固い
んじゃなかろうか。不安は隠し切れない。もちろん本番選手権
なのだから、簡単にセックスできる娘ばかりを選択していては
企画自体が成り立たないし、読者も面白くはないだろう。
早速僕がトップバッターとして高田馬場の××へと赴く。事前
に予約していたためほとんど待ち時間がなくすんなりと部屋へ
通された。室内はベッドにレースのカーテンが掛かった王室調
、しかし広さは4.5畳と、中途半端な豪華さに苦笑を隠し切れ
ない。ほどなくやってきたS美は想像していたより小柄で、若
干年齢も高め(推定26歳)だった。
「今日は指名してくれてありがと〜ん」と、妙に馴れ馴れしい
猫なで声でのたまうS子。正直これには引きぎみの僕だ。
「ねぇねぇキスしよ〜よ」えっ、なんなんだこの娘。これは積
極的というか頭のネジが緩んでる感じだぞ。
 一緒にシャワールームへ入るが、この調子は続く。あまりに
も臭いカワイ子ぶりっこ演技に僕のテンションは下がりっぱな
し。いったい彼女はどんな風俗嬢を演じたいのだろう。それと
もこのオツムの弱そうな女が地だとでもいうのか。それなら本
番も簡単にできそうなのだが…。
「はぁ〜い、じゃあベッドに寝てくださいね…」
「……」
「いやん、オ○○チン大きくなってるん」正直「バカか…」と
怒鳴りつけてやりたい気持ちが無いでもないが、挿入のために
ここはひとつ我慢だ。チュパチュパと音を立ててしゃぶる舌使
いはそんなにうまくはない。いや、サービスをわざとヘタにす
ることによって素人臭を醸し出そうとしているのか? もしそ
うだとしたらこの風俗嬢は相当の切れ者だ。
「オッパイもっとなめて〜ん」「あぁぁん、アソコ濡れてきち
ゃった…」と、痛いセリフを次々に連発するS子。それにあわ
せて適当に相槌を打つ僕。奥深いバトルが展開していく。
体勢を逆にしていよいよ本格的にこちらが攻める番である。ま
ずは形のいいCカップ大の胸に舌を這わせる。と、同時に股間
に指をもっていくとまずまずの濡れ具合。クリを刺激しつつ陰
部に指を挿入する。嫌がる素振りは見せない。これはイケるか
も。乳首を舐めながら彼女の股間にゆっくりといきり勃った陰
茎を近づける。そして…。
「なにすんのよ!! 」鬼のような形相でS子が上半身を起こし
た。
「えぇっ、あっ、いや…」まさにしどろもどろの僕。
「今、なにしようとしたの? ちょっと信じらんない店の人呼
ぶよ!! 」
「あっあの、ごめんなさい、ホントすいません、ホントすいま
せん」
「ちっ、たく…」 ここまでの彼女の態度が芝居だったことが
判明。まさにチ○ポも萎える瞬間だ。そのあとはまさに針のム
シロ…というか二人の仲が険悪になってしまったことは言うま
でもない。
 一見、サービスが過剰な風俗嬢は単に機械的に「カワイイ女
」を演じている場合が多々ある。それが雑誌などで紹介されて
いる姫ならば尚更だ。そんな女は一度機嫌を損なうと地雷女へ
と豹変するのでご注意あれ。

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