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■ 『大久保 熟女ヘルス』 | Date: 2003-07-08 (Tue) |
●ジャンル 熟女ヘルス
●場所 大久保
●料金 45分1万5千円
僕の事務所のある高田馬場の隣ということもあって、大久保にはよく行く。韓国料理を食べに行くこともあれば、風俗店に行くこともある。最近は取材で行くよりも、性感店の隠れた名店「A」に遊びに行くことが多い。
「A」は出張型の店なのだが、そこで指定されているホテルのすぐ近くに気になる店 があるのだ。白壁に瓦屋根で昔の連れ込み旅館のような外見。看板には「熟女ヘルス T」と書いてある。
数十年はタイムスリップしたかのようなこの風情ありまくりの店構えで熟女ヘルス と来たら、相当熟成されきった大熟女が待っていそうだ。ずっと興味はあったもの の、足を踏み入れるには、かなりの勇気を必要とする。
昭和30年代の連れ込み宿のような外観が味わい深い
しかし今日は、なーんとなく熟女の気分だったのだ。ここのところ、連日ハメ撮り仕事が続いていて、もう若い子はいいよぉ、ってな気分だったのだ。贅沢だと思うかもしれないが、いくら美味しいものだって、あまりに続くと嫌気が差してくるもんだ。ああ、もう若い子のご機嫌を取るのは、疲れた。熟女に癒されたい。ひざまくらでもしてもらいたい。熟女のねっとりした愛撫に身をまかせたい。
そんな気持ちで、「T」に向かった。山手線新大久保駅から、中央線大久保駅までテクテク歩き、駅のすぐ手前を右折。線路沿いに「T」はある。数十年、ここに建ち続けて大久保の移り変わりを眺めてきたであろう建物。
店の入り口。18禁シールがなかったらヘルスとは思えない。
いささか緊張しながら、店のドアを開ける。店内も古い旅館そのものだった。浮世絵が描かれたのれんが廊下に下がっている。すぐに受付の窓から声がかかる。
「いらっしゃいませ。ご指名ありますか?」
坊主あたまの若い男性店員だ。
「いえ、はじめてなもので」
45分コースの料金15000円を払う。入会金などはナシなので、これで総額。ちなみに30分コースだと10000円。写真指名料は2000円。バイブ3000円、ポラ撮影1000円なんてオプションもある。
店員に案内されて待合室へ。当然、畳敷きの和室。午前11時という時刻のせいか、他に客の姿はない。置いてあるTVからは主婦向けの情報番組が流れていた。
5分も待たずにご案内。さぁ、どんな大熟女がやってくるのか。覚悟は出来てるぞ、さぁ、来い。こちとら巣鴨で老女ホテトルの体験取材の経験アリだからな。
と、現れた女性を見てびっくりした。群青色の和服を着たその女性は、どう見ても二十代なのだ。
「こちらになります」
女の子と個室に入る。四畳半ほどの狭い和室に布団が引かれている。あとは小さなテーブルと小さな藤箪笥。奥の窓は鏡のようになっている。古い旅館の客室といった感じだ。
プレイルーム。部屋は和風だが、布団の上のピンクのタオルがいかにも風俗。
「Mです。よろしくお願いします」
いや、しかし、それにしても、若いなぁ。正直に、そう言う。
「熟女っているから、もっと、すごいオバちゃんが出てくるの、覚悟してたんだけど」
「そんなに年の人はいないですよ。みんな二十代とか三十代くらい。私より若い子もいるし」
そういうMちゃんは25歳。美人というわけではないが、愛嬌のあるタイプで、唇がぽってりと厚いのがセクシー。
「ここ、ずいぶん古いよね」
「二十年くらい前は連れ込み旅館だったらしいですよ。それを改造してヘルスにしたんですって」
お互い服を脱ぎながら話す。Mちゃんは着物の下はノーパン、ノーブラ。
「直に着ると気持ちいいんですよーっ。他の人はみんなちゃんと下着つけてると思いますけど(笑)」
すっぽんぽんになったMちゃん。丸くて綺麗な乳房。大きくは無いけれど、とても形がいい。乳首も薄いピンク色だ。太すぎず、細すぎずのちょうどいい体型。肌が白くて艶かしい。うーん、いいじゃないの。
部屋にはそれぞれシャワーがついている。うがいをし、綺麗に洗ってもらう。
さて、いよいよプレイのスタート。Mちゃんが蛍光灯を消し、代わりに天井近くにあるライトを点ける。このライトが真っ赤な光を放ち、部屋はたちまち妖しいムードになった。
まずは二人で布団に並んで座り、抱き寄せてキス。ねっとりと絡んでくるMちゃんの舌。
長いキス。僕が少し口を離そうとしても、Mちゃんの唇がついてくる。僕はキスが好きな方なのだけれど、Mちゃんはそれ以上なのか。5分以上はキスが続いた。
ヘルスだと、まず女の子先攻ということが多いのだが、Mちゃんなかなか攻撃態勢に移ってこない。それじゃあ、こちらから行きますか。ゆっくりと布団の上に押し倒し、キスから耳、首筋へと舌を這わせる。
「……はぁっ。ああっ」
Mちゃんの息が荒くなる。唇から漏れる声が甘く熱くなっている。ずいぶん感度がいいようだ。これは面白い。
乳首を舌先で転がし、唇で軽く挟む。もう片方の乳首を指でつまんで刺激する。あくまでもソフトにじっくりと、というのが僕のスタイル。
「ああっ、ああーっ」
首筋を舐めただけで息を荒くしたMちゃんである。乳首を舐められるとなると、もう大変だ。からだを仰け反らせて、シーツを握りしめている。
一気に脚を持ち上げて、左右に大きく開く。
「ああっ」
一瞬、Mちゃんが恥じらいの声を上げた。予想通りそこはもう、ぐっしょり。粘度の高い愛液が、溢れてお尻の方にまでこぼれていた。やや色素の濃い陰唇。周囲から、ゆっくりゆっくりと舐め上げていく。
「ああん、いいっ」
ちょっと舌が触れるだけで、飛び上がらんばかりに身体を仰け反らせる。脚をジタバタさせて、快感に耐えるMちゃん。
本当は今日は受身に徹しようかと思ってたんだけどなぁ、でもこんな感度いい子相手じゃあ、責めないわけにはいかないよなぁ。
唇で包皮をめくりあげ、吸いながら舌先を振動させる僕の十八番のジェットクリ舐めを開始。
「ひぃっ、ああーっ。ダメっ、マジに気持ちいいっ。ああっ、あっ、イッちゃうっ、本当にイッちゃうっ」
Mちゃんは絶叫しながら、果てた。
「…すごく、気持ちよかった、ありがとう」
ギュッと抱きしめてキスをしてくれる。しかし、その体勢だと、僕の固くなったペニスがMちゃんの股間にちょうど当たる。熱く、ヌルヌルとした感触が先端の敏感な部分に感じられる。キスしながら、腰を動かす。すると、Mちゃんも腰を動かしてくる。それは、僕のペニスから逃げるようにも、迎えいれるようにも取れる動きだった。
こりゃ、せっかくのチャンスだよな。僕はゆっくりと腰を突き出して、中に入っていこうとさせた。熱くねっとりとした粘膜が亀頭を包み込む。
「あん、だめ、入っちゃう」
「入っちゃダメなの?」
「ダメなのぉ…」
「だって、こんなにヌルヌルだよ」
「でもぉ…、ダメなの」
強引に突っ込めば、できてしまいそうではあった。しかし、僕はそこであっさり引いてしまった。明日もハメ撮りなのだ。今は無理にする本番よりも、じっくりとフェラを味わいたい気分なのだ。
しばらく舌をからめながら抱き合い、指で蜜壷をいじくりまわしたりしていた。
「今度は、あたしがヌルヌルにさせちゃうから…」
そういって、Mちゃんが上になった。まずはじっくりと乳首舐め。微妙な舌使いが心地よい。これは期待できそうだ。
すると、いきなり僕の脚を持ち上げて、アナルに舌を這わせてきた。
僕はアナル舐めが好きだ。フェラよりも好きだ。本番より好きかもしれない。だから、アナル舐めにはうるさい。実は前述の大久保の名店「A」は、希望すればいつまででもアナル舐めをしてくれるのが嬉しくて、よく通っているのだ。風俗ライターを名乗っていたほどだから、かなりの風俗嬢ともプレイをして、何人ものアナル舐め名人を知っている。
しかし、Mちゃんのアナル舐めテクは、僕の知っているアナル舐め名人のトップクラスに匹敵するほどハイブロウなものだった。
舌を決して一箇所にとどまらせることなく、あちこちを動き回らせ、さらに強弱をつけて単調さを感じさせない。時にはフクロの方まで遠征し、時には内側へねじ込ませる…。
ああ、こんなところで、こんなテクニシャンに出会えるとは。感動である。
しかし、意外だったのはこの後のフェラは、それほど上手ではなかったことだ。アナル舐めの時ほどのバラエティに富んだ舌さばきは見られずに、ジュボジュボと単調にピストンを繰り返すことが多い。
いや、ま、並のレベルよりは上ではあるのだが、あの素晴らしいアナル舐めテクを味わった後だと、期待も大きくなってしまうのだ。
そして、フィニッシュは素股。ローションをつけた股間をぐいぐいとペニスに押し付けてくる。まだ、濡れているようで、熱くぬるぬるした感触がペニスに伝わってくる。
でも、僕はここで、相互手コキでイカしてもらうように頼んだ。抱き合って、キスをしながらお互いの股間を触りあう。僕は、これ好きなのだ。素股よりも、よっぽど興奮するし、気持ちがいいと思う。
「ああっ、あっ」
Mちゃんの熱いぬかるみを指先で感じ、あえぎ声を聞きながら、しごかれて、発射。
「うわぁ、いっぱい出たぁ」
Mちゃんが驚きの声を上げるほど、大量に迸ってしまった。
シャワーを浴びながら、またMちゃんに色々話を聞いた。以前は、高田馬場のイメクラにいたこと。そしてこっちの店の方が、忙しいことなど。
派手な宣伝はしていないし、何よりもあの外観だ。一見客はあまり期待できそうにないのだが、固定客が多いのだろう。正に隠れた名店である。
僕も大満足だった。古びた四畳半の和室というプレイルームも、なんだか落ち着くし、何よりも女の子がよかった。
恐らく一年中おきっぱなしであろう石油ストーブ。
絶対にまた来るよ、と約束して、最後にお別れのキス。いや、ほんと、また来ようと思った。事務所から近いし。
さて、お腹も空いた。ちょうどお昼時だ。せっかく大久保に来たのだから、韓国料理でも食べるか。しかし、大久保は意外にランチタイムに入れる店が少ないのだ。
ふらふらと歩いて、新大久保駅を超えたところにあった韓国料理店へ入る。「ツキダシ五種類サービス」と書いてあったのが気に入ったのだ。そうそう、本場の韓国料理って、ツキダシがいっぱい付くんだよね。いや、韓国行った事ないんだけどさ。
大きめの店だが、他に客の姿はなし。なんだかガランとした店内で、ランチのユッケジャン定食800円を食べる。
熱くて辛い真っ赤なスープをすすりながら、白飯をかきこみ、その合間にキムチやナムル、かぼちゃの煮物などのツキダシを口に放り込む。熱い。汗がポタポタ落ちてくる。
ユッケジャン定食。これでコーヒー付800円なら安い。ツキダシとご飯はお代わり自由だし。
今まで「T」を見過ごしていたことを後悔した。今度は「A」ではなくて、「T」のMちゃんに通ってしまいそうだ。
つくづくディープな街だ、大久保。まだまだ僕の気づいていない宝物を隠し持っていそうである。
ルックス度 ★★★★
癒され度 ★★★★
清潔度 ★★
テクニック度 ★★★★
お値段度 ★★★
やみつき度 ★★★★★