となれば、攻めるしかない。素人に近い彼女の反応を楽しむのも射精をする事と同じぐらい楽しめそうだと判断し、一転して彼女を寝かせ上に覆い被さる。再びソフトキスを繰り返し、同じように首筋から胸にかけて舌を這わせ愛撫を加える。ただし、こちらは空いている手と足を使って脇腹や膝の周りなど敏感な部分を同時に攻める。最初はくすぐったそうにしていたHだが、力を強め「ふれる」から「さわる」といったタッチに変えながら、なれた頃合いを見計らって再びそっとふれるように愛撫を続けていくと次第に可愛い顔が上気していき、なかなか良い反応を見せ始める。
ベット脇にあったローションを手に取り、片手の中にとどまらせ温める。冷たさが感じられなくなった頃を見て、彼女の性器へ指先から細い流れを作るようにして垂らし始める。一連の動作を観察していて、これから何が行なわれるか分かっていたはずの彼女も、実際にローションが性器にふれた瞬間はビクッと体を震わせた。ローションが性器をつたい、ゆっくりとアヌスの方へ流れてゆくのを観察し、今度は性器全体にまんべんなく塗りつけるように片手で包み込むようにして愛撫を加える。襞の一つ一つにも人差し指と中指の先を使い、まんべんなくローションを行き渡らせる。
次第に声を荒げてゆく彼女の方を見ると、目が合い照れたように顔を背ける。今度はクリトリスを中心に指の腹を使って愛撫を加えていく。時計を見ると残り時間が既に10分を切っており、ここでお願いをしてみる。
「あのさ、コンドームつけるからいいかな。」
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