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 金津園@岐阜(5)

「そろそろ、行くよ・・・。」
切れ切れに言うと、
「来て、来て、来て、来て、来て!!あーっ、イキそう。」
(てめー、そんなわけねーだろっ。)と心の中でつっこみを入れながら、さらに奥の方へペニスを押しつけてイク。イキまくる。

(うーん、まだ入室してから30分もたってないのに一回目を終了してしまった。後、90分ぐらいでもう一回となるとそれなりにペース配分を考えないと、間抜けなお天気話で残りの貴重な時間を費やす事になるなぁ。)
予想に反して、初回ラウンドを早く終了してしまい、早くも自粛を発動する事になってしまった。そんなこちらの様子を全く気にせず、さっさと風呂の準備を進めるチカさん。ベットの上でゆっくりしているとこちらに向かって、
「今、マットの準備するから待っててねぇ。」
と手際よく次のラウンドに向けて準備を進めていく。
(おいおい、そんなに手際よくやると後の時間、間が持たねぇーじゃんかよ。)ゆるゆると煙草の煙をくゆらせつつ、
「あのねぇ、そんなに急がなくてもいいよ。ちょっと休憩入れてからすれば??」
と声をかけると、こちらを向いて4本の指を突き出す。
「??」
「四回・・・。今日は四回だからね。30分で1回づつ。計4回。できればもっとしてもいいよ。」
「・・・。四回・・・。俺そんなに・・・。」
言いかけて、ふと思った。二十代も半ばを過ぎ、確実に「量より質のセックス」へと好みが変化、いや性欲に体が思ったようについて行かなくなりつつあった昨今。こんな、「打ちっ放し」状態の機会に巡り会えるチャンスはないかもしれない。少なくともむこうはそのつもりで望んできている以上、侍としてこの挑戦を受けてたたないわけには行くまい。にわかに下半身に力がみなぎり始め、銀色のマットが敷かれている戦場へと進んだ。

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